(※)愛さなくていいから
遠くで見守ってて
強がってるんだよ
でも繋がってたいんだよ
あなたがまだ好きだから

出典: 最愛/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

ここから1番のサビに突入します。

「愛さなくていいから」って切なすぎる言葉ですね…!

こんなに大好きなのに、相手から愛されることを拒否すると決めたのです。

なぜなら、相手と恋に落ちてもその先に明るい未来は待っていないから。

そして、この言葉から分かるのは、主人公は片思いをしているということです。

主人公は女性のことが好きでたまらない状態ですが、実は女性の方はそうでもないのかも!?

少なくともこの主人公は「きっと脈がない」と思っていることが読み取れます。

でも、本当は女性と離れることが辛くてたまらない主人公。

「愛さなくてもいい」という言葉は、主人公の精一杯の強がりが詰まった言葉なのでしょう。

しかし、結局離れることができない主人公は「繋がってたいんだよ」と本音も漏らしています。

女性との思い出を振り返って後悔する主人公

もっと泣けばよかった
もっと笑えばよかった
バカだなって言ってよ
気にするなって言ってよ
あなたにただ逢いたくて

出典: 最愛/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

女性との思い出を振り返りながら、主人公は色々と反省をします。

もっと自分の感情を出せばよかったのに…と後悔している様子が読み取れますね。

女性と一緒に過ごしていた時に、自分の気持ちを素直に伝えることができなかったのでしょう。

そして、主人公が意思表示をしないせいで女性を困らせたこともあったのかもしれません。

そんな情けない自分に対して、女性が「バカだね」「気にしないで」って言ってくれたら…。

といったようなニュアンスが込められているのでしょう。

「ただ逢いたくて」といっているので、この時点ですでに女性とは別れたのだと推測できます。

2番~ラストの歌詞

主人公にとってこの女性は生きる糧だった

初めてでした これまでの日々
間違ってないと思えたこと
陽だまりみたいな その笑顔
生きる道を照らしてくれました

出典: 最愛/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

2番の冒頭では、女性が主人公にどのような影響を与えたのか説明しています。

女性はいつも穏やかな笑顔を主人公に向けてくれる優しい人。

そして、その笑顔にいつも主人公は心癒されていました。

それだけでなく、女性の笑顔が主人公の生きる糧にもなっていたのです。

女性に出会うまでは、自分の過去が嫌いだった主人公。

しかし、そんな主人公の過去さえも優しく受け入れてくれたのがこの女性だったのです。

「これまでの日々 間違ってないと思えたこと」という部分にはそのような意味が込められています。

女性に出会う前の主人公は…

心の雨に傘をくれたのは
あなたひとりだった…

出典: 最愛/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

女性に出会う前は散々な出来事ばかりで泣きたい気分だった主人公。

その主人公に手を差し伸べてくれたのは、今までの人生でこの女性だけだったのです。

この主人公はとても寂しい思いを抱えながら生きていたのでしょう。

女性と別れた後に主人公がとった行動は?

愛せなくていいから
ここから見守ってる
強がってるんだよ
でも繋がってたいんだよ
あなたがまだ好きだから

出典: 最愛/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

ここから2番のサビに入ります。

1番のサビの「愛さなくていいから」という言葉は女性に向けた言葉でした。

しかし、ここで登場する「愛せなくてもいいから」という言葉は主人公自身に向けた言葉です。

女性とすでに別れた主人公。

女性のことを直接愛することはもうできませんが、それでも遠くから見守ろうと決めたのです。

別れた後も未練が残っていて、どうしても諦めきれないからこのような決断をしたのでしょう。

2人の別れを描いた切ないシーン

おなじ月の下で
おなじ涙流した
ダメなんだよって
離れたくないって
ただひとこと ただ言えなくて

出典: 最愛/作詞:福山雅治 作曲:福山雅治

ここでは、主人公と女性が別れた時の光景が描かれています。

月が出ている夜のこと。

2人で涙を流しながら別れたのだと推測できます。

とっても切ない光景ですね。

女性も涙を流していたということは、きっとこの主人公との別れが辛かったのでしょう。

主人公ほどの熱い想いはなかったにせよ、少なからず好意を持っていたことが読み取れます。