仲間のためにも
この手で 掴むのさ
誰かの手を 引くために
it's just higher in this sky
独りじゃいられない
出典: Start/作詞:三浦風雅 作曲:田中隼人
ただどれだけ高い場所にある目標でもこの手で、「自分のやり方」で掴みたい。
それは自分の曲を聞いて応援してきてくれたファンに応えるため。
そしてこれから聴いてくれるであろう誰かと出会うためです。
これまでの歌手生活で、独りでは目標に到達できないことを痛感しているのでしょう。
だからこそ掴んだ仲間の手を離さず、空高い目標を掴みに行くのです。
戦うのは素の自分
うまくいかない事続いたら
立ち止まって
大きく息を吸って
またやり直そう
答え探したって
誰もわからないんだ
弱さ解き放って
もう怖くないさ
出典: Start/作詞:三浦風雅 作曲:田中隼人
夢へのチャレンジなんて、そんなうまくいくことばかりではありません。
でも最初にあったとおり、理想の姿とかけ離れていると不安と焦りがおしかけてきます。
そういうときは自分を見失っていることが多いもの。
だからこそ一呼吸おいて落ち着くこと。
もし間違ってたならもう一度やり直せば良い。
それに自分の進む道なんて、本来誰もなし得ていないことなのです。
いくら成功した人がいても、その人の言葉がそのまま正解になることなんてありません。
自分には自分のやり方がある。
だから自分のいいところも悪いところも受け入れ、それで勝負していくしかないのです。
独りじゃいられない
聴いてくれる誰かのために
響かせ! 心の音
誰のために 鳴らすのさ
it's just higher in this sky
独りじゃ味気ない
出典: Start/作詞:三浦風雅 作曲:田中隼人
サビの頭が「とめどない」から、「響かせ」になっています。
自分の中から出てくる歌を、誰かのために届けたいという強い思いが感じられます。
溢れ出てくるメッセージは、それは聴いてくれる誰かのためのもの。
その誰かが共感してくれるからこそ、自分の目標は輝くのです。
きっとこれまでの歌手生活の中で、様々な人に支えられながらここまで来たことを表しているのでしょう。
それに自分のためにと思って何かをなそうとも難しいし、なにより喜びを分かち合う仲間がいません。
一緒に夢を叶える、共感してくれる仲間が大切だということです。
みんなで掴む夢
その手で 掴むのさ
誰かの手に 掴まって
it's just higher in this sky
独りじゃいられない
出典: Start/作詞:三浦風雅 作曲:田中隼人
ここも最初のサビの2行目が「掴まって」に変わっています。
自分の歌で、聞いてくれる誰かの支えになればいいと思う気持ち。
そんな気持ちを歌っていたサビ。
しかしながら彼自身も、歌を聴いてくれるファンに引っ張ってもらっているのです。
空のように高い目標は一人では掴めなかったことはもう十分表現されています。
そんな彼をここまで引き上げてくれた仲間たち、そしてファンのみんな。
全員が一体となって高い目標を達成したい。
みんなで高い目標を目指したいという心が伝わってきます。
自分の夢だからここまでこれた
何度も諦めようとしてた
でも無理だった 気付いていたんだ
わかっていたんだ
それが夢というから
出典: Start/作詞:三浦風雅 作曲:田中隼人
自分のやりたい形で夢を叶えるというのは非常に難しいです。
歌い手としてやり方にこだわらなければハードルは多少下がるかもしれません。
でも彼は自分のスタイルを貫くために、厳しい道を決断したわけです。
同じようにやってきた仲間も途中で諦めたり、実際にやめていった人たちをみているでしょう。
彼自身だってそんな決断をしなくてはならないぐらいにまで追い詰められたのかもしれませんね。
でも妥協しても絶対心の何処かで引っかかる。
自分の夢を中途半端にすることだけはしたくない。
不可能と誰かにいわれても、自分の信じた道を進んできたんです。
それが小さい頃に描いた理想を叶えるためなのです。