ドラマ主題歌
「ミラクル」
2016年10月より放送されていた「メディカルチーム レデイ・ダ・ヴィンチの診断」の主題歌。
このドラマの為に、AIさん自らが作詞・作曲を行い、書き下ろした渾身の一曲です。
ドラマ制作スタッフからのあきらめないというキーワードと、このドラマ制作者達の熱い想いを聞いて生まれた詩。
そして、このドラマを観た後、観た人たちに元気を与えられるような気持ちが上がる曲調にしようと考えたAIさんの想い。
様々な人たちの熱い想いがこもった詞と曲に、AIさんのパワフルな歌声。
軽やかで跳ねる様なイントロに、明るい未来を予感させられます。
自然に身体が動き出してしまう様なリズムで、聞き終わった後、何だか勇気をもらった気持ちになる楽曲です。
今回はその「ミラクル」に焦点をあててみたいと思います。
2017年10月リリースアルバム「和と洋と。」にも収録されています。
ドラマ「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」
2016年10月~12月まで放送、全10話。
フジテレビ系列で放送された医療サスペンスドラマ。
主演、吉田羊さんをはじめ、伊藤蘭さんや、吉岡里帆さん、高橋克典さんといった俳優陣が脇を固めています。
あらすじ
東光大学病院の解析診断部という新たに新設された医療現場で、問題を解決していく物語。
この解析診断部という診療科は、原因不明の症状に悩まされる患者さん達と向き合い、病の原因を究明をしていくところ。
各診療科より専門医が集まり、様々な角度から原因究明を行う。
全10話を通しては、各々の意見をぶつけ合うことが多く、まとまりのなかった個々が、徐々に患者を救いたいという熱い想いでひとつのチームに成長していく様子が描かれています。
そして、1話毎に「決して、あきらめない!」という強く熱い想いが、毎回ぎっしり詰まっているドラマです。
主演、吉田羊
数多くのドラマや映画に出演している女優さんですが、意外にもこのドラマが地上波民放連続ドラマ初主演作だったそうです。
橘志保役:天才脳神経外科医
手術中、幻覚を見るようになり、医者を辞めようとするところから物語は始まる。
辞めようと決心していた橘に、恩師である東光学院院長の北畠院長から、「手術はしなくて良い」という条件でスカウトされる。
そのスカウトを受け、新設されたばかりの解析診断部の診断医となる。
橘はメンバーの中でもひときわ変わり者で、身勝手な行動ばかりして周囲を巻き込んでいく。
しかし、その行動が原因不明の患者達を救うことになり、メンバーからも徐々に認められていき、チームのまとまりも生み出していくカリスマ性のある人物。
その反面、謎の幻覚や、娘の存在、幻覚の原因、などなど、橘に関する謎が毎回見え隠れする。
この謎の部分は物語と共に明らかにされていきます。
気になる歌詞は?
キーワード「あきらめない」
あきらめないで
私もあきらめないよ
明日をあきらめないで
進んでゆこう
WE'RE GONNEA STAND UP
AND WE NEVER GIVE UP
出典: ミラクル/作詞:AI 作曲:AI・UTA
ドラマ最大のポイントとなる「あきらめない」というキーワードを元に作られた歌詞。
これはサビの部分。
ドラマともしっかりリンクしています。
毎回、原因不明の病と立ち向かう患者達に対して、決してあきらめない主人公、橘志保の姿がある。
患者自身にもあきらめない気持ちを求めると同時に、医者もあきらめない気持ちが強い。
危険な状況にあっても、明日を迎えることをあきらめずに病と立ち向かって突き進む解析診断部の医師達の姿と歌詞が重なる。
作中、このテーマソングが流れると、「今日はどのようにして、病に立ち向かうのだろう?」と心がそわそわしたのを覚えています。
ドラマ抜きでみてもすごく、励まし、励まされる歌詞ではありませんか?
ひとりじゃない!
新しい毎日を 大切に過ごそう
目の前の自分も
ちゃんと愛せるようになろう
出典: ミラクル/作詞:AI 作曲:AI・UTA