I wish…
It’s a Christmas time again
君を願う 降りはじめた雪の魔法で
このまま世界の
時を止めて欲しい 今夜
キミに誓うよ
永遠の愛を
降り注いだ星の灯りで
私を見つけて
I’m waiting for you love
ここにいたらいいのに
出典: Christmas Time Again/作詞:FUKI・EIGO 作曲:FUKI・EIGO
クリスマスの夜に願いを叶えることができるのなら、どうかこのまま時を止めてほしい。
奇跡が起こるまで、主人公の期待も切なさも消えてはくれません。
君に会う瞬間を待ち続ける。
君に見つけてもらえるよう、ずっとここにいる。
主人公のその想いが、「永遠の愛」へと繋がっています。
君がここにいれば、2人で愛を誓うことができたのに。
残念ながら主人公は、降り始めた雪に想いを託すことしかできませんでした。
色付いた街の雰囲気と、空に輝く無数の星。
まるで奇跡そのものみたいな景色を見て、主人公も今夜なら願いが叶うかもしれないと思ったのでしょう。
「雪の魔法」が、本当に主人公の想いを君に届けてくれたら良かったのですが……。
主人公はいつまでも君を待ち続けるばかりです。
雪のように募る想い
2番になっても、君は姿を現してくれません。
それでも主人公は君のことを想い続けます。
きっと会えないからこそ、想いも深くなっていくのでしょう。
募る想いは、まるで降り積もる雪のようです。
君に知ってもらいたいこと
聖なる音色が
鳴り響くこんな夜
二人過ごした季節を想ってる
やさしさが強さを
この寂しさが未来を
抱きしめてくれている
出典: Christmas Time Again/作詞:FUKI・EIGO 作曲:FUKI・EIGO
2人で過ごした思い出は、いつまでも消えることがありません。
会えないときも、その思い出が主人公の心の支えとなっています。
優しさがなければ、強くなれなかった。
寂しさを知らなければ、未来を願えなかった。
そうして主人公は君と出会えた奇跡に感謝しているのでしょう。
会えない今だから、君に伝えたいことが溢れ出てくる。
主人公がその想いを君に伝えられる日は来るのでしょうか?
君と会えないときに、自分がどんなことを考えていたか。
主人公は君に知ってもらいたいことがたくさんある様子です。
もしプレゼントがもらえるなら…
止められない想いばかりが募る
This silent night
Wanna hold you tight
欲しいモノは一つだけ
出典: Christmas Time Again/作詞:FUKI・EIGO 作曲:FUKI・EIGO
会えない君のことばかり考えていたって仕方ない。
もしかしたら主人公には、そんな気持ちもあるのかもしれません。
でも想いは「止められない」。
心に募っていく想いに、寂しい気持ちも大きくなっていきます。
クリスマスの夜、もしプレゼントがもらえるなら……。
主人公は迷わず「君が欲しい」と願うでしょう。
君を抱きしめたい。
そんなささやかな願いは、主人公の心のなかでしか響かないのかもしれません。
好きな人が傍にいない切なさ
この曲のカップルは別れてしまったのか、それとも理由あって会えないだけなのか……。
どちらにしても、主人公がまだ君を愛していることは疑いようがありません。
「永遠の愛」を誓っていることから考えても、別れていないと願いたいですね。
好きな人がいるのに、クリスマスをいっしょに過ごすことができない。
その切なさは、きっと多くの人が共感できることと思います。
どうすることもできない想い
I wish you…
It’s a Christmas time again
君を願う 降りはじめた雪の魔法で
二人を照らして
I’m waiting for you love
ここにいたらいいのに
出典: Christmas Time Again/作詞:FUKI・EIGO 作曲:FUKI・EIGO
「雪の魔法」が2人を照らしてくれたなら、きっと離れていても互いの姿を見つけることができるでしょう。
君のいる場所が分かったら、そこがどんなに遠くても主人公は会いに行くはず。
こんなにも大きな愛情を持っているのに、主人公は最後まで1人のままでした。
「ここにいたらいいのに」その言葉には、どこか諦めのようなものも感じられます。
いっしょに過ごすことはできないと分かっている。
だけど会いたい気持ちを止められない。
頭では理解できていても、心が受け止めきれないのでしょう。
切なさも愛しさも、自分ではどうすることもできません。
君がいないと、主人公は溢れ出る想いをいつまでも持て余してしまいそうです。