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2016年08月15日更新

AAA「ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女」に描かれた歌詞の意味を紐解く

ラブソングからダンス曲まで何でもこなしてしまう男女7人組のスーパーパフォーマンスグループAAA。デビュー10周年イヤーに7ヶ月連続リリースの第3弾シングルとして「ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女」が発売されました。今回はその歌詞で描かれたひとつの恋物語を紐解いていってみましょう。

AAA「ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女」のMVを見る

甘いラブソングから、格好良いダンス曲まで何でもこなす男女7人組グループAAA(トリプル・エー)。
デビュー10周年のアニバーサリーイヤーである2015年、7ヶ月連続リリースの第3弾シングルとして
「ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女」が発売されました。

タイトルだけで「どんな内容だろう?」と気になるところですが、
まずは、MVを見てみましょう。

もどかしい気持ちをグッと押さえているような歌声が
聴く人の心に切なさを残しますね。
では早速、その歌詞の内容を紐解いていってみましょう。

AAA「ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女」の歌詞を紐解く

ありふれてゆく時間がただ、
ふたりを乗せて運んでいく
写真の中のあの笑顔は
こんな日が来ると知らなっかたね

いつからだろう、
些細なことでケンカばかりしてきたね
思い遣りや、優しさや、
体温(ぬくもり)を置き去りにして

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150325-054

昔、二人で撮った写真が写真立てに飾られているイメージが浮かびました。
あの頃は別れの日が来るなんて考えもしなかったのに、
今の二人にはあの頃の笑顔はありません。
自然とお互いのことを思い遣ることができたはずなのに
知らないうちに喧嘩が絶えなくなってしまった二人…

ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女
どちらのせいでもなく、
そばにいすぎただけのことで
戻れない...とわかっているのに、
もどかしいくらい弱気で
身勝手なぼくは、
君をまだ離せない

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150325-054

主人公である「ぼく」が憂鬱なのは、彼女が不機嫌であることが原因のようです。
もう以前のように笑いあうこともできないと分かっているのに、
主人公には、別れを告げる勇気がありません。
ここでは、彼女のことを手放すことができず
微かな希望をまだ探している主人公の様子が描かれていると思います。

話しかけても上の空で、
慌てて咲かす作り笑顔
背中を向けたその瞬間、
またひとつ君が溜め息をつく

ぼくが君にあげられるもの
それはきっとただひとつ
しあわせとか、
約束じゃないなにか、
答えは自由

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150325-054

一緒に居る時も、心ここに在らずという様子の彼女。
一旦は取り繕うものの、見えないところで彼女はため息をつきます。
そして、そんな彼女の行動に主人公が気付いてしまっている点が切ないですね。
もはや彼女を笑顔にすることは自分にはできないと悟った主人公は、
彼女との未来を描くのではなく、彼女を手放すことを選択します。

大好き、とか、愛してる、だとか
いとしいあの響きが
色褪せた言の葉に変わる
その代わりに隠してた言葉
声には出せないさよなら
明日(あす)の朝目覚めた時、
残してくから

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150325-054

以前はよく言っていたはずの「大好き」や「愛してる」といった言葉も
その甘い色がくすんでいき、過去に変わろうとしています。
今まで告げてきた愛の言葉の代わりに、
ずっと彼女に言えなかった言葉を明日の朝、伝えようと決心する主人公。
「声には出せないさよなら」というフレーズから、
主人公が黙って彼女の元を去ろうとする様子が分かります。

まだ暖かいベットと裏腹に
体温のない冷え切った胸騒ぎがぼくの心からぶら下がり
あの日あの時ほらもしもあぁしてたらとか
思い出は後悔に姿変えるジョーカー
君のキーケースと心のスペースから出てくから
You go your way

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150325-054

この場面では、主人公が「声には出せないさよなら」を告げる前日の朝、
ベッドに寝転ぶシーンが思い浮かびました。
傍らにはまだ彼女の温もりが残っているけれど、
その温もりに反して主人公の心は冷たく冷え切っています。
彼女との思い出をたどってみても、すべて「あの時もし…」という後悔に変ってしまう…
だから、一緒に住んでいた部屋からも、彼女の心からも自分という存在を消そうとする主人公。
彼女には幸せな道を歩んで欲しい…
そんな主人公の優しさとも、諦めともとれる感情が伝わってきました。

ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女
その心の中には、
ぼくの知らない誰かがいる
仕方ない...とあきらめてみても、
込み上げる悔し涙が
止まらない

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150325-054

ここでやっと、彼女が上の空でため息をついていた理由が明かされます。
彼女はすでに心変わりをしていたのですね。
もう彼女の心には自分の居場所はないと分かっていても
どうすることもできず、もどかしく思い、主人公は涙を止めることができません。
このように主人公が感情を露わにしていることから、
この歌詞は「ぼく」の心の中を覗いた物語ではないかと思いました。

ぼくの憂鬱と不機嫌な彼女
もうすぐなにもかもが
想い出の花びらに変わり、
開けたドアに流れ込む風が、
すべてを連れ去り舞い散る
鮮やかに...
これがぼくの
アイノカタチだ

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=k-150325-054

ラップの部分では「思い出」でしたが、「想い出」という表記に変わりました。
過去の事実を思い返してみると後悔だけだったけれど、
愛という心のこもった美しい「想い出」として記憶にとどめておきたいという
主人公の気持ちが描写されているようです。

また先ほど「いとしいあの響きが色褪せた言の葉に変わる」という歌詞がありましたが、
愛しい響きが詰まった「葉」はすでに色褪せて枯れてしまっているため、
その先に生まれた「想い出」という「花」も風が吹けばいとも簡単に散ってしまう状態なのでしょう。
彼女の元を去る主人公が朝、玄関の扉を開けた瞬間、ギリギリのところで散らずにいた
「想い出」という花びらが、吹き込んできた風に舞って鮮やかに散っていきます。

最後は、彼女を自由にすることこそが彼女への「アイノカタチ」だと
自分に言い聞かせているようで、まだ彼女に未練が残りながらも
部屋を後にする主人公の姿が思い浮かびました。

別れの原因は男性にあったのか、女性にあったのか…

「身勝手なぼく」と歌詞にありますが、実は主人公には非はなくて
身勝手な彼女に振り回されただけではないかと私は思います。
理由は、心変わりをした彼女を少しも責めていないからです。
二人の関係がこじれてしまったのは
「どちらのせいでもなく、そばにいすぎただけ」と言っていますね。

愛しているという気持ちをぐっと押さえて、彼女のために別れを選択する…
愛している人が幸せになれるように自分は身を引くという
切なすぎる恋の結末が描かれていると思います。

まるで、ひとつの恋を終わらせようとする男性の心の中を覗いたような
また、一遍の恋物語を読み終えたような気分になれる歌ですね。

AAAのラブソング特集

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