強さとは
“強さ”は何かの上に立つため
在るんじゃない
大切なものを抱きしめるそのために
出典: ポラリス/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一
強い人は一般的に力がある人をいいます。
しかしながら、その力はうまく使わないと敵でもない大勢の人々を苦しめてしまうことになるでしょう。
本来力は、大切なものを守るために使いたいところ。
強くなることだって、本当は誰かを蹴落すより大切な何かを守ることを目的とした方がお得そうですね。
他人を蹴落として上に立っていたら、その下にいる人々から憎まれてしまうからです。
思わぬ敵が増えてしまうかもしれません。
それなら上や下など関係なく、ただフラットに大切な人のために強くなろうと考えよう。
それがこの歌詞の趣旨のように思えます。
なぜ自分は力が欲しいのか、本当の強さとは何なのか。
主人公はきちんと明確にしています。
彼の場合もちろん、大切な人を守りその手で抱きしめるため。
それ以外にありません。
たとえ君を置いていくことになっても
何もかもを失くしても
きっと 君を忘れない
出典: ポラリス/作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一
もしかしたら、約束を守れたとしても自分が全てを失ってしまう可能性もあります。
自分の命と引き換えになることは、冒頭から主人公も覚悟していました。
それが実現したとしたら、残された大切な人は当然悲しむでしょう。
だとしても、主人公は相手のことを忘れないことを誓います。
仮に死んでしまったらどうなるかは分からないので、「決して」ではなく「きっと」。
この辺りの表現は少しリアルですね。
北極星のように輝き続けるヒーロー
「ポラリス」の主人公は本当に王道ヒーローそのものというか、まっすぐで一直線な人なのが分かります。
その様は、周りから見れば星のように輝いているでしょう。
最初にお伝えしたように、「ポラリス」は北極星のことです。
ずっと北の空のてっぺんに浮かんでいて、朝が来るまで沈むことがありません。
他の星座とは違って、1年中見ることが可能です。
いつまでも輝いています。
どんな時も諦めずに戦い続けるヒーローは、北極星のごとくずっとそこで輝き続ける。
つまり主人公が「ポラリス」であり、「ポラリス」というタイトル自体がヒーローを表しているのでしょう。
「絶対に守る」という意志を叫ぶ曲
「ポラリス」の歌詞について解説しました。
大切な人を守るという決意を、魂の叫びのようにして歌う歌詞です。
物語に登場するヒーローは、ヒロインや仲間たちを命がけでも守ります。
しかしながら、それはなかなかできることではありません。
自分の生きがいにできるくらい大切な人が現れるのは、とても幸せなことではないでしょうか。
相手が危機に見舞われていて、そんな幸せを噛み締める余裕すらないかもしれません。
そんな時「ポラリス」を聴けば、前に進みながら自分の気持ちに自覚を持てる筈。
自分を捧げる覚悟をすることすら簡単ではありませんが、是非とも愛する人を守り抜きましょう!
【LAST HERO/BLUE ENCOUNT】歌詞を徹底解釈!最後の一言が鋭く胸に突き刺さる! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
自分を鼓舞してくれるような熱い歌詞が魅力の1曲。ドラマ「THE LAST COP」の主題歌にもなったBLUE ENCOUNTの「LAST HERO」を紹介します。彼らのタイアップに掛ける熱い想いにも迫りました!
ヒーロー繋がりで、BLUE ENCOUNTは「LAST HERO」という曲も出しています。
ドラマ『THE LAST COP』の主題歌で、ボーカルの田邊さんが出演しました。
BLUE ENCOUNTはタイアップ作品への入れ込みが尋常ではありません。
「ポラリス」のような「最初から戦う使命を持った主人公」ではなく、惰性で日常を過ごす人間がメイン。
彼がどんな経緯でヒーローになっていくのか。
そして結末をその目で確かめてみてください。
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