「あな恋」に次ぐchay流の恋愛ソング
「恋のはじまりはいつも突然に」はchayさんのヒット曲でもある 「あなたに恋をしてみました」に続く恋愛ソングになっています。
作曲も同じく多保孝一氏がされているので「あな恋」の曲調が好きな人にとっては 今回の曲もピッタリとはまって聴きやすいと思います。
曲の内容としては
毎日同じようにバスに乗って電車に乗ってと、 同じような日常を過ごし代わり映えのない 風景を見飽きていた主人公の女性に突然訪れた恋の始まり。
「あな恋」は初恋えをテーマにしている曲ですが、 「恋のはじまりはいつも突然に」通称「恋はじ」は、
その続きということで「2度目の恋」をテーマにして歌われています。
そんな背景を思い浮かべながらキュンキュンするような歌詞にも 是非注目して聴いてみてください。
chay「恋のはじまりはいつも突然に」の歌詞の意味
今日も疲れて帰り道
揺られるバスの見飽きた景色
こんな顔してちゃ幸せが
逃げる気がして
出典: 恋のはじまりはいつも突然に/作詞:いしわたり淳治 作曲:多保孝一
いつもと同じようにバスに乗って帰る主人公、
いつもと変わらぬバスの窓から見える景色に表情も疲れ気味。
こんなんじゃいけない、幸せが逃げていってしまうと 自分で自分に喝を入れているような光景が浮かんできます。
ため息 ぐっと ぐっと 飲み込んだ瞬間に
ふいに隣のあなたが「よく会いますね」
出典: 恋のはじまりはいつも突然に/作詞:いしわたり淳治 作曲:多保孝一
ため息を付きたくなるのを我慢して飲み込んだ主人公の隣で
突然1人の男性から「よく会いますね」と声をかけられます。
これが突然やってくる恋の始まりというやつですね。
恋の始まりはいつも突然に
ちゃんと私笑えてるかしら
恋のときめきはいつも突然に
忘れた時に出会うのね
出典: 恋のはじまりはいつも突然に/作詞:いしわたり淳治 作曲:多保孝一
サビに入ります。ポップなリズムにあわせたchayさんの歌声が心地よいですね。
突然訪れた恋に主人公の女性は戸惑い気味。
「今私ちゃんと笑えてるかしら」なんてことを考えちゃっています。
「恋」というのは自分が「いいなぁ」と思った相手に徐々に 近づいていくものですが、
始まりというのは突然やってくるものなんですね。
このフレーズでは、忘れた頃にやってくると歌われていますが 確かに恋愛は計画的にするようなものではないですね。
良い出会いがないという人はちょっと一旦 恋を探すことをお休みしてみるものいいかもしれませんね。
なんか素敵なその笑顔
はじめて話した気がしなくて
「あのパン屋美味しいですよね」
会話が弾んで
出典: 恋のはじまりはいつも突然に/作詞:いしわたり淳治 作曲:多保孝一
”はじめて話した気がしなくて”というフレーズから読み取れることは この女性が「もしかしたら運命の人かも」と感じているのだと思います。
相手のルックスが自分の理想と一致していたり、初対面でも緊張しないで 自然と会話ができたときなどにそんな風に感じられるようです。
「素敵なその笑顔」、「会話が弾んで」…まさにその通りといえますね。
あなたを もっと もっと 知りたくなったから
降りるバス停わざと 乗り過ごしたの
出典: 恋のはじまりはいつも突然に/作詞:いしわたり淳治 作曲:多保孝一
ここでは主人公の可愛らしい一面が感じられます。
少し成長した2度目の恋愛がテーマということなので、
主人公なりの恋愛テクニックがここで発揮されているのでしょうか。
ストレートな気持ちと共に歌詞にのせられているので
変な嫌らしさを感じさせずに情景がスッと入ってきますよね。
恋の始まりはいつも突然に
ちゃんと私 笑えてるみたい
恋のときめきはいつも突然に
忘れた時に出会うのね
出典: 恋のはじまりはいつも突然に/作詞:いしわたり淳治 作曲:多保孝一
1番の「ちゃんと笑えているかな?」という疑問形に対し、 2番では「笑えてるみたい」に変わった主人公。
恋に落ちると「世界の色が変わる」なんていわれますが、
彼女のことを客観視してみると、 なんてことない毎日に消極的に感じていた態度が一転して 本当に世界の色がかわったかのようなイメージができますね。
恋の力恐るべしです。