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2017年01月20日更新

唯一無二の世界観 People In The Boxのおすすめ曲6選

デビュー以降、その独特の詞ときらびやかなサウンド、暖かいメロディで確固たる世界観を築き上げているPeople In The Box。その楽曲はどこか不思議で少し怪しくて、聴いていると非日常的な絵本の景色の中に入り込んだような心地がします。そんな彼らの唯一無二の世界への入り口になる6曲を紹介します。

She Hates December

今なお根強い人気を誇る代表曲

People In The Boxの最初の音源『Rabbit Hole』に収録されています。


リリースされたのはもう10年前ですが、彼らの代表曲の一つとして今でも人気の曲です。近年の曲がより複雑で音数も多くなっているのと比べて、この頃の曲はシンプルでギターロック色が強い印象を受けます。


People In The Boxは歌詞の難解さでも有名ですが、この曲も例に漏れず抽象的な表現が続いて意味を捉えるのはとても難しいでしょう。しかしタイトルに「December」とあるように、冬の空気のようなどこか冷たい印象を受けます。


サビのストレートな盛り上がりなど曲全体としてはすっと耳に入って聴き易いので、初めてこのバンドを聴くならこの曲がおすすめです。

ストックホルム

明るい歌メロと不穏な轟音が混在する個性的な曲

メジャー1stフルアルバム『Family Record』のリード曲です。


ボーカルのメロディ、特にサビの歌メロは癖の強い曲調の多い彼らの楽曲の中ではとても聴きやすくキャッチーなものになっています。


その一方で、イントロや間奏、アウトロでの歪んだ轟音で鳴り響くギターとベースはどこか不気味で不穏な印象を受けます。歌詞にも穏やかでない表現が紛れていて、ざらついたような気持ちにさせられます。


まるで裏のある笑みを見せられたような曲です。

ニムロッド

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強いメッセージ性を秘めた曲

ミニアルバム「Citizen Soul」に収録された曲です。相変わらずの難解な歌詞ですが、そこには隠されたメッセージが見てとれます。


タイトルの「ニムロッド」は中東で使用されているミサイルにつけられている名前にあり、歌詞に「火照った大地」「飛び交うバスケットボール」など戦争や爆撃を連想させるような言葉があります。


その一方で「東京」といった歌詞もあり、遠い地域での戦争やそれと対照的に平和な私たちのことを皮肉っているようにもとらえられます。


このような社会的なメッセージが、アコースティックギターの音色が印象的な綺麗で柔らかい曲調の中に仕込まれていることにも皮肉が感じられて面白い曲です。

聖者たち

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人気アニメとのタイアップで新たな層へのアピールになったダークな曲

MVは『翻訳機』という曲との連作になっています。


今までアニメやドラマとのタイアップのなかったTVアニメ『東京喰種トーキョーグール』のエンディングにタイアップされ、今までPeople In The Boxを知らなかった層にもその名前が知られることになりました。


ダークでホラーチックなアニメのテイストにあわせて、不穏な世界観が歪んだベースフレーズを主体に淡々と歌い上げられています。タイアップ作品の世界にマッチしつつ、People In The Boxらしさ溢れる曲です。


彼らの楽曲の中では最も広く知られている曲といえるのではないでしょうか。

逆光

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全体を通しての緩急が面白い曲

5thミニアルバム『Talky Organs』のリードトラックです。


イントロからPeople In The Boxでは珍しく速いビートと攻撃的なリフが鳴らされ、ロック色の強い印象で始まります。


そこから一転して、サビでは浮遊感のある柔らかいメロディが歌われて壮大なイメージを感じます。曲を通して尖ったパートと優しい部分が交互に組み合わさり、その緩急の差が面白いポイントとなっています。


曲の中で何度も表情が変わるのはPeople In The Boxの特徴の一つです。今どきの邦楽ロックらしい攻撃的な一面を見せつつ彼ららしい個性も出して見せた、新境地の一曲と言えるのではないでしょうか。

犬猫芝居

気持ちの良いメロディに不思議な歌詞が乗せられた一曲

最後に、決して代表曲というわけではありませんが個人的にお気に入りの曲です。メジャーデビュー前のアルバム『Frog Queen』に収録されています。


People In The Boxらしい癖の強い歌詞、優しくて聴きやすい歌のメロディ、きらびやかな楽器隊のサウンドと、彼ららしい要素が一番バランス良く含まれて組み合わさっている曲だと思います。

「もっと手を汚して、もっと!」
そうさ、僕ら共犯者さ

君は痛いのが好き?
僕は汚すのが好き
生きたまま死んだふたりに
僕はなってみたい
頭のなか揺らめく星また消えそうだ

出典: http://www.uta-net.com/song/181755/

意味を捉えるのは難しい歌詞ですが、どこか背徳感のある後ろめたい言葉選びです。その一方でこの歌詞が乗せられたメロディは徹底的にキャッチーで聴き心地がよく、不思議な気持ちよさがあります。


何度でも聴いていられる居心地の良さを感じる曲です。

まとめ

いかがでしたか?


活動初期から一貫した独特の個性を持ち続けているPeople In The Box。そのダークな絵本のような独創的な言葉選びの歌詞は、不思議で時には少し不気味さを感じられる世界観を作り出しています。そしてきらびやかなサウンドや優しいメロディがそこに乗せられることで、その世界がより具体的な輪郭をもって表現されています。


皆さんも是非彼らの曲で、どこか非現実的な風景の中に浸ってみてください。

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この記事のキュレーター

音楽・映画が好きなライター。自分でも音楽をやっています。

僕の書く記事が誰かのお役に立てると嬉しいです。

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