MY LITTLE LOVERの数ある曲の中でも存在感のある名曲

MY LITTLE LOVER『DESTINY』の相手を思い続ける心を感じる歌詞を紐解くの画像

MY LITTLE LOVERの代表曲と言えばやはり『Hello,Again〜昔からある場所〜』を思い浮かべる方が多いと思いますが、11枚目のシングルである『DESTINY』は50万枚を売上げ、間違いなく代表曲の一つと言えるでしょう。

聴けば聴くほど、この曲の深さが分かります。

収録されているアルバム『NEW ADVENTURE』の中でも抜群の存在感を放っています。

MY LITTLE LOVERならではの

"切なさ"

が溢れている『DESTINY』の歌詞を、
区切りながら解釈していきたいと思います。

MY LITTLE LOVERの代表曲と言えばやはり『Hello,Again〜昔からある場所〜』を思い浮かべる方が多いと思いますが、11枚目のシングルである『DESTINY』は50万枚を売上げ、間違いなく代表曲の一つと言えるでしょう。 聴けば聴くほど、この曲の深さが分かります。 収録されているアルバム『NEW ADVENTURE』の中でも抜群の存在感を放っています。 MY LITTLE LOVERならではの "切なさ" が溢れている『DESTINY』の歌詞を、 区切りながら解釈していきたいと思います。

 

サビから始まる出だし、最後まで切なさと愛する思いが交差する歌詞

MY LITTLE LOVER『DESTINY』の相手を思い続ける心を感じる歌詞を紐解くの画像

1番

あなたを感じたなら 想いがもっと届いたら
涙が溢れること たった今 想い出せたの

出典: DISTINY/作詞:Takeshi Kobayashi 作曲:Takeshi Kobayashi

出だしはサビで始まります。 そこからこの曲の主人公の切なる思いが感じ取れます。 ~だったら、というようなニュアンスから、後悔しているのでしょうか。 恋愛は上手くいかないこともたくさんあります。 相手を思うほど、涙も溢れますよね。

心からの サインが乱れてる
両極に揺れる 自分を笑う
つじつまさえ 合わせられなくて
過ぎてゆく日々を ほどいていた

現在がここで 回りだす

出典: DISTINY/作詞:Takeshi Kobayashi 作曲:Takeshi Kobayashi

主人公の焦りのようなものが感じられます。 乱れるというフレーズと、 次に、 笑うというフレーズが出ていることで 冷静ではない感じですね。 考えても、はっきりとした答えがないのが恋愛 ただそうは思っていても、あらゆることを考えてしまうのも恋愛ですよね。 そして最後のフレーズでまたサビに繋がります。

MY LITTLE LOVER『DESTINY』の相手を思い続ける心を感じる歌詞を紐解くの画像

近づくほどに遠く 海のように揺れるけど
あなたも泳いでるなら きっと逢える 運命の時に

(FALL IN DESTINY)

出典: DISTINY/作詞:Takeshi Kobayashi 作曲:Takeshi Kobayashi

1番サビです。 好きだから、もっと知りたくなるし、近づきたくなる。 でも近づくほどに見えなくなることもあります。 出会った頃はお互いに興味を持っているから何でも受け入れられますが、 知れば知るほどわがままな自分が出てしまって、 相手のことを考えずに言葉を発したり自分勝手な行動を取ったり...。 それでも、同じ世界にいるなら運命を信じて再び巡り合うことを願っている。 そんな部分な気がします。

2番

MY LITTLE LOVER『DESTINY』の相手を思い続ける心を感じる歌詞を紐解くの画像

指と指を からませて伝う
この生命の脆さ 美しさを

この世界は 終わっても

出典: DISTINY/作詞:Takeshi Kobayashi 作曲:Takeshi Kobayashi

ここから2番の歌詞になります。 "生命"や"世界" という言葉がでてきました。 1番のAメロと比較すると、歌詞の世界観が壮大になりましたね。 この2番のAメロがくるだけで一気に歌詞全体に深みが増したような気がします。

あなたを想い出せば あなたをもっと感じれば
涙が溢れること ずっとずっと知っていたのに

出典: DISTINY/作詞:Takeshi Kobayashi 作曲:Takeshi Kobayashi

2番サビです。 出だしのサビに似た、~だったらというニュアンスが再び。 2番になっても、後悔は続いているようです。 相手を心から思いやっていれば、こんなことには...。 という経験ありますよね。 失ってからその人の大切さを思い知ること、あります。 失ったあとでは遅いんですけどね...。 "ずっとずっと" というフレーズ。 主人公は恋人と長く付き合っていたのでしょうか。 長く付き合っていると、良くも悪くも"慣れ"が生じてしまうもの。 その中でも、"思いやる気持ち"は大切ですよね。