エレキギターアンプの種類
小型アンプ
初心者はまず小型のアンプからスタートしてみるのがベストです。
出力の目安は5~10W。
小型のアンプは音量も小さく自宅で練習するのには持ってこいです。
小型アンプにも、モデリングや真空管などいくつかのタイプに分かれます。
それぞれのタイプについてはこの後触れていきます。
初心者は、できるだけ音に癖のないピュアな音質のものを選ぶと、上達してきてからエフェクターで自分の好みの音に近付けやすいのでおすすめです。
モデリング(コンボ)アンプ
中級者レベルになってきたら、是非試してみたいのがモデリングアンプ。
出力は10~100Wと非常に幅広くなっています。
CDで聴いたあのギターサウンドを再現したい、憧れのバンドのサウンドを体感したい。
そんな願いを叶えてくれるのがデジタル技術を搭載したモデリングアンプです。
1台で様々なアンプの音色やエフェクトを楽しむことができる人気のアンプです。
真空管(チューブ)アンプ
プロのギタリストの多くが好むのがこの真空管アンプ。
扱いが難しく高価格という難点があります。
しかし、当然ながらそのサウンドはプロレベルです。
真空管にしか出せない音の歪みや重厚感のあるサウンドは、やはりギタリストの憧れですね。
小型のタイプもあるので、ある程度技術が身についてきたら是非チャレンジしたいアンプです。
スタック(セパレート)アンプ
ヘッド部分とスピーカー部分が分かれたスタックアンプ。
ヘッドとスピーカーの組み合わせでサウンドは変幻自在です。
ライブ会場のステージに置かれている有名メーカーのスタックアンプに、目を奪われたことのある方も多いのではないでしょうか?
非常に高価で場所を取り、なおかつ大音量な為大規模なライブなどで使用されるのが一般的です。
エレキギターアンプの選び方
エレキギターアンプは大きさも種類もたくさんあって、結局どれを選べば良いの?という疑問をお持ちの方も少なくないと思います。
ここでは、使用する場所やシーンに合わせたギターアンプの選び方をご紹介していきます。
大きさ・使う場所
アンプの大きさをざっくり分けると大きく3種類に分かれます。
一番小さいのが小型アンプと呼ばれるタイプ。
初心者や、小さな音で自宅で練習したい場合におすすめです。
次に、中くらいがモデリングアンプ。
持ち運びが可能で、ライブハウスでの演奏にも使える万能な1台。
主に中型に分類されますが、大きさは様々です。
小ぶりのモデリングアンプであれば自宅用にも適しています。
そして一番大きいものがスタックアンプ。
こちらは上記でご説明した通り、プロがライブで使用するような超本格派です。
趣味の為に個人で所有する機会は極めて少ないですが、たまらなくかっこいいですね。
ヘッドフォン端子の有無
自宅でエレキギターを練習する時に、どうしてもネックになるのが音の問題です。
アパートやマンション等にお住まいの方は特に気になりますね。
小型タイプの音量が小さいとはいっても、深夜に練習したいときなどは周りに配慮しつつ思い切り練習したいものです。
そんな方にはヘッドフォンアンプ、またはヘッドフォン端子付きの小型アンプがおすすめです。
ヘッドフォンアンプはその名の通り、ヘッドフォン接続専用のアンプです。
小型アンプの中にはヘッドフォン端子が付いているものも多くありますので、音が気になるという方は選び方のポイントのひとつにしてみましょう。
ギターとの相性
ギターやアンプの知識が身に付いてくると、こだわりたいのがご自分のギターとアンプの相性の良さです。
王道の組み合わせとしては、ストラトキャスターとフェンダー、レスポールとマーシャル、などが挙げられます。
もちろん、ギターとアンプの組み合わせに決まりはなく、思い描く音色に合わせて自由自在に組み合わせることができます。
中上級者向けのこだわりの選び方ですね。