「君」に対して「幸せになってほしい」と心から願っている主人公。
今まで主人公は「君」からたくさんのパワーをもらって助けられてきました。
だから今度は自分が「君」を助ける側になりたいと思っているのでしょう。
「君」だって人間なので、きっと完璧ではないはずです。
どんなに前向きな心を持っていたとしても、落ち込む瞬間や泣きたい瞬間はきっとあるでしょう。
「そんな時こそ自分の出番だ」と、この主人公は思っているようですね♪
「君」を幸せにしたいから、辛い気持ちを抱えている時はそれを少しでも払拭してあげたいのです。
なんだかこの歌詞を読んでいると、笑顔でいることの重要性が伝わってきますね。
笑顔を振りまいて周りに元気を与え続けていたら、今度は周りが自分を支えようとしてくれる。
そんな因果応報のような法則をこの歌詞から学ぶことができるのではないでしょうか。
主人公以外の人にも元気を与えている「君」
その笑顔はたくさんの人を
しあわせにするちからがあるよ
やさしい陽だまりのような
ぬくもりを絶やさぬように
出典: 陽だまりの子/作詞:れるりり・モリユイ 作曲:れるりり
「君」は、主人公以外の人にもきっと元気を与えているのでしょう。
たくさんの人を元気にしている「君」のことを主人公は心から応援していることが伝わってきますね。
「君」のぬくもりが消えてしまったら、きっと主人公は気が気でないはず。
そんなことが起こらないように、「君」を守ると心に固く決めているのでしょう。
「ぬくもりを絶やさぬように」という言葉にはそんなニュアンスが込められているような気がします。
2番の歌詞
誰にでも等しく接する「君」
日陰に咲く花でさえも
等しく包み込むような
大きなそのやさしさに
僕は心 惹かれていった
出典: 陽だまりの子/作詞:れるりり・モリユイ 作曲:れるりり
「日陰に咲く花」とは、恐らく植物の花のことではなく、比喩であることが読み取れます。
日頃あまり目立たない人や、周りから良い扱いを受けていない人のことを指しているのでしょう。
普通だったら気にかけないような人や避けたくなるような人にも「君」は平等に接しています。
差別をしたり、意地悪をしたりすることはせず、いつもの笑顔を見せ続けて元気を与えたのです。
そんな聖人のような「君」の様子を見て、主人公は衝撃を受けたことが読み取れます。
「惹かれていった」という言葉にも注目してみましょう。
「惹かれる」というのは、異性の魅力に引きつけられた時にも使用する言葉です。
そして、この歌詞の主人公の一人称は「僕」。
なので、恐らくこの歌詞の主人公は男性で、「君」は女性なのではないかと筆者は解釈しています。
この主人公は君の「人間性」が好きな一方で、「異性としての魅力」の虜にもなっているのでしょう。
「君」には味方がいる
ひとりぼっちじゃないんだよ
気負わずに歩いて行こう
出典: 陽だまりの子/作詞:れるりり・モリユイ 作曲:れるりり
多くの人を元気づけてきた「君」には、きっと多くの味方がいるのではないでしょうか。
少なくともこの主人公は「君」の味方です。
だから「ひとりぼっちじゃない」と歌っているのでしょう。
辛い状況に陥ったとしても、「君」には味方がいるのだから大丈夫。
そんな心温まるメッセージが込められているように感じられます。
「君」との出会いは運命
この世界にただひとりの
君とめぐり会えたことは
特別な意味があるんだ
ずっと君を大切にするよ
出典: 陽だまりの子/作詞:れるりり・モリユイ 作曲:れるりり
人と人の出会いは全て奇跡です。
数多くの人口がいる中でめぐり逢い、そして心を通わせる相手に出会うこと。
それは運命ともいえるでしょう。
この主人公もそう感じているからこそ「特別な意味がある」といっているのではないでしょうか。
ラストはプロポーズのような言葉が登場!?
その笑顔を守るために
僕は生まれてきたんだろう
やさしい陽だまりのような
ぬくもりを絶やさぬように
出典: 陽だまりの子/作詞:れるりり・モリユイ 作曲:れるりり
主人公の使命は「君」と出会い、そして「君」を守ること。
自分の生まれてきた意味さえも「君」に関連していると考えている主人公。
きっと一生「君」のことを支え続けたいという気持ちでいっぱいなのでしょう。
なんだかプロポーズの言葉のようにも受け取れますね!
婚約している恋人や、長年寄り添ってきた伴侶にこの歌をプレゼントするのもおすすめかも!?
もちろん、大切な友達や仲間に贈る際にもぴったりなナンバーです♪