挫折から立ち直ることができた主人公。

「今の自分なら、なんでもできる!」

そんな開放感と自信が伝わってきます。

印象的なのは二行目の歌詞です。

まだ今日にやり残したことがあるということなのでしょう。

「後悔のない一日にしよう」とは、よく聞く言葉です。

しかしそれを体現できた日は、一年に何日あるでしょうか。

また明日頑張ればいいや、とついつい甘えてしまいます。

主人公は挫折から立ち直った今だからこそ、エネルギーに満ち溢れているようです。

その姿勢は学ぶべきものなのかもしれません。

進み続けることの大切さ

おなじみのスパイラルに何度陥っても どこかでわかってる I’m sure
こんなことで諦めるわけない
Ready to go?

出典: エビバディ/作詞:MOMO“mocha”N. 作曲:Stephan Elfgren,MUSOH

冒頭にもあった通り、やはり主人公は挫折の経験が初めてではないようです。

どこか俯瞰したような言葉が印象的。

大切なのは立ち止まるのではなく、進み続けることなのだと自分自身に言い聞かせています。

励まし合いながら

Every every everybody 起こせ Wave
Oh-oh alright イチかバチかで
Every every everybody 大声でSay!
Gaze up to the sky 挑め Summer!
Oh oh oh oh oh Oh oh oh oh alright
Every every everybody 起こせ Wave
未来は自由自在
THE FUTURE’S MINE

出典: エビバディ/作詞:MOMO“mocha”N. 作曲:Stephan Elfgren,MUSOH

力強い言葉がサビでは並びます。

これまでは主人公目線での挫折と再起が描かれてきました。

このサビ以降はDa-iCEからリスナーへのメッセージとも受け取ることができます。

何度も“Everybody=みんなで”と繰り返されているのが印象的な歌詞

この曲を聴いている人を誰一人置き去りにはしない、みんなでそれぞれの目標に向かって頑張っていこう

そんなメッセージを感じます。

未来は自分のもの!

最後の英詞を和訳すると<未来は自分のもの>

人生の主人公は、他の誰でもない自分です。

どんな登場人物が存在していたとしても、決定権は誰にもありません。

そして未来は“今”の延長線上にあるもの。

“今”とった行動が、そのまま未来を形作ります。

だからこそ明日でも一分先でもなく、“今”行動を起こしていくべきなのかもしれません。

どこへだって行ける

潮風が溜め息をさらう カラリと澄み渡った
軽い心がこの先へのパスポート

Go all the way 遥か上まで跳んで行け

出典: エビバディ/作詞:MOMO“mocha”N. 作曲:Stephan Elfgren,MUSOH

あれこれと考えてしまっていては、心の重りは増える一方です。

もちろんときには立ち止まって、振り返ったり見つめ直したりすることも大切でしょう。

重要なのは過去を後悔するのではなく、「どうすれば良かったのだろう」と未来に向けて反省をすることです。

後悔ばかりしていては何も始まりません。

未来を見据えて行動することができれば、心の重りは外れ、どこへでも向かうことができる。

そんな思いを表現しています。

夢は口に出して

1人で思ってることはいつまでも 言葉にしなきゃ伝わらない
Don’t you think so? かなりもったいなくない?
Ready to go?

出典: エビバディ/作詞:MOMO“mocha”N. 作曲:Stephan Elfgren,MUSOH

「叶えたい夢があるなら口に出そう」、そんなメッセージだと受け取ることができます。

そうすることで心を奮い立たせ、甘えられない環境を自ら作り出すのです。

辛いときには、周りの人たちが励ましてくれたり、協力してくれたりするでしょう。

的確なアドバイスをくれたり、その道で活躍している人を紹介してくれたりするかもしれません。

後悔しない道を