The Benjamin、最新アルバム『BEGIN』をがっつり紹介。第一弾では、アルバム『BEGIN』の全容。『BEGIN-不幸のドン底から奇跡の大逆転の始まり-』『ブラシ』『バスタオル』『ブロックショット』の楽曲解説をお届け!

11月で結成2周年を迎え、ますます大人の色気に磨きのかかったThe Benjamin。
彼らが2月8日(水)に1stフルアルバム『BEGIN』を発売する。

その作品やバンドの魅力をより多くの人たちに体感してもらおうと、2月3月4月と東名阪を舞台に「無料ワンマンツアー」も実施。
さらに、4月から5月にかけレーベル主催ツアー「BATTLE FEVER TOUR」も行う。

すべては、TSUTAYA O-WESTを舞台に6月7日に行うワンマンライブへ向けてのこと。

彼らは、こう伝えてきた。「TSUTAYA O-WESTでのワンマンをみんなと一緒に成功させたい」「みんなと一緒に上

The Benjaminが1stアルバム『BEGIN』にどんな想いを詰め込んだのか、その想いを3回に渡りニュースとしてお伝えしたい。

アルバム『BEGIN』の全容。『BEGIN-不幸のドン底から奇跡の大逆転の始まり-』『ブラシ』『バスタオル』『ブロックショット』の楽曲解説

第一報となる今回は、アルバム『BEGIN』の全容。『BEGIN-不幸のドン底から奇跡の大逆転の始まり-』『ブラシ』『バスタオル』『ブロックショット』の楽曲解説をお届けしよう。

アルバム『BEGIN』に詰め込んだ想いとは!?

「この2年の中、The Benjaminは3枚のシングル盤と1枚のミニアルバムを形にしてきましたが、言ってしまえばそれらの作品は『BEGIN』というアルバムを作るためのプロトタイプ(試作)となる曲たちという意識が自分たちの中にはありました。

なので、ようやくこの作品を作ったことでバンドとしてのスタートラインに立てた気持ちでいる。
別の捉え方をするなら、アルバムを出すときこそがThe Benjaminが勝負を仕掛けてゆく第一段階目。だからこそ、始まりを告げる意味でタイトルへ『BEGIN』と名付けました」(ミネムラアキノリ)
        
 「アルバム『BEGIN』は、いろんな経験値を重ねたからこそ生まれる想い。いわゆる、大人のロックを等身大な姿のままに描いた作品なんです」(ツブクマサトシ)

 「フッフッフッ…」(ウスイタクマ)

ミネムラアキノリ

『BEGIN-不幸のドン底から奇跡の大逆転の始まり-』

「『BEGIN-不幸のドン底から奇跡の大逆転の始まり-』は冒頭からテンションを上げてゆく勢いにあふれた楽曲のように、アルバムの始まりを告げるに相応しい歌。

 日々の暮らしの中、誰だって落ち込むことがあれば、そういう時を過ごすのも仕方のないこと。
でも、それを結果にしたら何も生まれない。

そうではなく、不幸のドン底にいる自分をスタート地点に置き、そこから大逆転を狙ってゆくモチベーションを持っていたいし、そういうイマジネーションを描ける自分らでいたい。それは、この曲を聴いてくれる人たちにも言いたいことなんです。

 The Benjaminの場合、ちょっとしたキャリアも重ねているぶん「この以上伸びしろがないんじゃないか!?」と思われてしまう面があれば、「新しいことを始めても、どうせ下り坂でしょう」とネガティブな想像を巡らされてしまうことだってある。

世の中の人たちが「伸びしろのない」と思っている中だからこそ、俺らは奇跡の大逆転をしたい。
そういう気持ちを持ち続けることは、前へ進み続ける以上絶対に必要なことなんですよ。

とにかく、日々テンション高くあることが大事なんです!!」(ミネムラアキノリ)

ツブクマサトシ

『ブラシ』

「心踊るような始まりを告げた『ブラシ』は、『BEGIN-不幸のドン底から奇跡の大逆転の始まり-』が持つ弾け飛んだ感情をしっかり繋いだ楽曲になりました。

書いてる人も内容も別なんですけど、言ってることは『BEGIN-不幸のドン底から奇跡の大逆転の始まり-』にも近い感情と言いますか。

このブラシを使って好きな色に未来を塗りたい。そんな、明るい未来を迎える術を探している心模様が、この歌から伝わればなと思っています」(ツブクマサトシ)

ウスイタクマ

『バスタオル』

「幸せって「感謝すること」なのかなと最近思うんです。

その相手が身近な人だろうと仕事で隣にいる人だろうが、そういう人たちに感謝の気持ちを抱くことで「あっ、なんか今の自分って幸せな環境にいれてるんじゃないか!?」と感じられる。

人の暮らしの中で当たり前に使っているバスタオルを題材に、先に述べた想いを投影してみました」(ミネムラアキノリ)


「パッと聞き爽やかな、とても清潔感のある楽曲なんです。何より、この歌には幸せがあふれている。
「そういう関係って羨ましいなぁ」と僕は捉えていました」(ウスイタクマ)

『ブロックショット』

「アルバムだからこそThe Benjaminが結成当初から掲げていたブリテッシュロック感を強めに出した楽曲があってもいいんじゃないか!?、そう思って作ったのが『ブロックショット』です。

ギターも単調なリフレインにみせて、じつはしっかり展開を持っているところもポイント。

サウンドもメロディも歌詞も耳心地好いんだけど、じつはさりげなくすべてにフックを効かせているよう何かしらのひっかかりを覚え、そこを深く読み取ってくれたら嬉しいですね」(ツブクマサトシ)

 次回は、アルバムの後半を彩る曲たちを紹介したい。次の便りを心待ちにしていて欲しい。