黄昏が胸の奥 滲んでしみる
シルクのブラウスが濡れるほど
黄昏が胸の奥 滲んでしみる
出典: https://twitter.com/hikkiiiii0701/status/791504349499305984
「黄昏」とは直接的には夕暮れの意味です。そこから転じて衰退期を表現する場合にも用いられる表現です。
ここで宇多田ヒカルが感じていた「曲を作りたいけどどんなのがいいかわからなくて作れない」もどかしさを表現していると考える事ができますね。
沖に向かう人魚を見たの
水面に映る花火を追いかけて
沖へ向かう人魚を見たの
出典: https://twitter.com/hikkiiiii0701/status/791504349499305984
ここはとても解釈が難しい部分です。「沖に向かう人魚」とは何を指しているのでしょうか?
「沖に向かう」という事はこの人魚はすでに海に飛び込んで本来の姿を取り戻したと考えることができます。
そのように考えると、宇多田ヒカルは「作りたい理想の曲」の姿がすでにハッキリと見え、曲作りに励んでいるのでしょう。
「人魚」は「理想に追いつかないと諦めかけた時にできた曲」だったと言っていますのでそうした感情をここから読み取ることができるのではないでしょうか?
ほら ほら まだ 帰れぬ
真珠のベッドが揺れる頃
あなたに会えそうな気がしたの
ほら ほら 東の空から聴こえる
ほら ほら ララララ ララララ ルルルル
ほら ほら まだ 帰れぬ
出典: https://twitter.com/alsinceke/status/853589936343097344
ここの解釈も難しいですね。「まだ 帰れぬ」とはどういった意味なのでしょうか?
今までの歌詞の流れを考えてみると宇多田ヒカルは「理想の曲を見つけて動き出した所」のようです。
そのためまだまだやることがあり、シンガーソングライターとしての活動を続けていこうという決意を表しているように感じられます
宇多田ヒカルの決意を応援すると共にこれからの活躍を楽しみにしたくなるのではないでしょうか?
ハープの美しい音色にも注目!
「人魚」の素晴らしさは感動的な素晴らしい歌詞だけではありません。演奏に使われているハープの美しい音色も「人魚」の世界観を見事に表現してくれています。
力強いドラムの音が勝ってる部分もありますが、全体としてハープの音色が主となっていて幻想的な雰囲気を演出しています。
この曲を聴く時には歌詞と共にこの美しいメロディも堪能してみてください!
まとめ
今回は宇多田ヒカルの名曲の一つ「人魚」について見ていきましたがいかがだったでしょうか?
美しい幻想的なメロディに感動的な歌詞が見事にマッチしていたのではないでしょうか?
とても素晴らしい曲ですのでまだ聴いたことない人にもオススメです。是非ご自身で聴いてその世界観に触れてみてください!
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