ナオトインティライミ、心の応援歌
苦しみ、辛さの中でもポジティブに
ナオトインティライミの「未来へ」は彼の16枚目のシングルとして、2016年2月3日にリリースされました。
オリコン週間ランキングでは自己最高記録の4位を達成。
初回限定盤には、「旅歌ダイアリー番外編inベトナム」のDVDが付いたこの曲、カップリングには「今の君を忘れない」のピアノ弾き語りバージョンを収録しています。
2016年日本赤十字社の「はたちの献血」キャンペーンソングになり、CMでは羽生結弦選手が出演して評判になりました。
「逆境の中、闘っている方々へ...」贈る、この応援歌は、愛と勇気と希望に溢れたハートウォーミングなナンバー。
いつまでも心に残る彼の代表曲の一つです。
人という存在への暖かい視点
常に変わらない彼のスタンス
ナオトインティライミの作るこの曲は、彼らしいメロディアスな優しいナンバーです。
覚えやすいメロディーのフォークバラードですが、ちょっぴりエスニックな香りがするのは、ナオトインティライミ独特のスタイル。
そこにポジティブな歌詞が載ってきて、彼のお得意の世界を展開してくれます。彼が曲に込めている「人という存在への暖かい視点」が、伝わってくるんですね。
世界を放浪して、様々な体験をしてきた彼だからこその説得力なのかもしれないですね。
彼の人生哲学から
思い通りにいかなくったって 上手に笑えなくたって
それでいい それでもいい でもあきらめたくはないから
ときには風が吹いたって
そこには夢が待ってんだ
苦しみの先にある 輝く未来を信じて
出典: https://twitter.com/lotte_tojyo/status/921637807088590848
ぜひ、見て欲しいPV
スタートはサビから入っていきます。
「思い通りにいかなくて、うまく笑えないような苦しい時があっても、その先にかならず輝く未来がある」...とナオトインティライミは歌います。
彼は常にポジティブ。
そして、この曲のPVは、とてもハートウォーミングなもの。一つのカップルに焦点を当てたドラマ仕立てのものなのですが、5分と少しの間に、誰もがうなずける場面がたくさん出てきて、思わずほろっとしてしまいそうになります。
これは、絶対に見て欲しい秀作。
では早速PVを紹介します!
辛いことがあるからこそ、喜びも輝く
込められた想い
PVは、出産を控えたカップルが新居に入るところから始まっています。その家でやがて息子と娘が生まれ、いろいろなドラマが展開されて行きます。
もちろん、PVですからセリフは一つもありませんが、家族のもがき、苦しみ、ぶつかり合い、がわかりやすく描かれています。
「苦しい時、悲しい時があるからこそ、笑顔がある。」そんな彼の哲学が伝わってくるようなPV。
セリフのないPVに感動させられてしまうのは、彼の作るメロディーと歌詞が誰もが心に抱えている繊細な感情を揺さぶるからだと私は思います。
「誰もが、幸せでいたい。そして、誰もが、相手を幸せにしたいと願っている。
でもそれが何かの理由で上手くいかず、ぶつかりあってしまう。」
こういう人生の真理ともいえるテーマが底にあるからこそ、彼のポジティブなセリフはあらためて心に響くんだと思います。