「君」のことが恋しくなっている主人公
君といると楽しくて
君がいないとさみしくて
単純だって笑わないでくれよ
出典: タイトル/作詞:miwa 作曲:miwa
この主人公には「君」という大切な存在がいます。
今まで「君」と一緒に時間を過ごすことの多かった主人公。
だから、旅に出てひとりぼっちになってから「君」のことがとても恋しくなったのでしょう。
旅に出たおかけで主人公は「君」の存在のありがたさに気付くことができたのだと推測できます。
「君」がいる状態といない状態では、心境が大きく変わる主人公。
そんな分かりやすい主人公の反応を「君」が知ったとしたらきっと笑うだろう。
なんてことを考えたりしながら、主人公は旅をしていることが分かりますね。
主人公は「君」と離れてからより一層「君」のことを考えるようになったのでしょう。
「君」を心から大事に思っていることが伝わってくる歌詞ですね。
「君」が好きだからあえて旅に出た
もっと君を知りたくて
僕は旅に出るんだよ
矛盾して聞こえるかもしれないけど
ほんとのことなんだ
ちょっとだけ待ってくれないか
君想う僕を
出典: タイトル/作詞:miwa 作曲:miwa
ここで主人公が旅に出ようと思った理由がはっきりと語られます。
「君」を知るために主人公は旅に出ることを選んだのです。
大好きな「君」と本当は一緒にいたい主人公。
しかし、一度あえて「君」から離れてみて「君」の大切さを実感したいと思ったのでしょう。
自分にとって大切なものがなくなると、そのありがたみを深く痛感するものです。
そのありがたみを胸に刻んだ上で「君」の所へ帰り、再び人生を歩もうと決めているのでしょう。
きっと「君」も、主人公が旅に出たことにより寂しさを覚えているはずです。
だからそんな「君」を安心させるために「ちょっとだけ待ってくれないか」と伝えています。
「君」が嫌いになって旅に出たわけではない。
「君」のことが好きだから旅に出たんだ。
そんなメッセージがこの歌詞に詰まっているのでしょう。
そう解釈すれば、この部分の歌詞の意味も理解できますね。
2番~ラストの歌詞
「君」の人生について考える主人公
君は君の人生にタイトルをつけたかい
そこに僕も登場させてくれるかな
僕が僕でいる意味を見つけられた瞬間
君にいてほしい
出典: タイトル/作詞:miwa 作曲:miwa
2番に入ると今度は「君」に対しても、人生の目的をはっきりさせないか?と語りかけます。
そして「君」の人生の中に、自分が深く関わっていてほしいと願っていることが読み取れますね。
お互いに人生の目的をはっきりさせた上で、一緒にこれから先を歩んでいこうと思っているのでしょう。
なんだかそう考えると、プロポーズの言葉のようにも思えてロマンチックですね。
主人公はこの旅の中で「僕が僕でいる意味」を探しているようです。
「僕が僕でいる意味」とは、背伸びして誰かになろうとしなくても良い理由だと解釈しました。
ありのままの自分でいて良い理由を見つけることができた時、君と一緒に人生を歩んでいきたい。
そんな意味がこの部分の歌詞に込められているように感じられます。
旅先で出会った人たちを見て主人公が感じたこととは
町で働く人達の
輝く瞳胸打つ
また君と会いたくなったよ
出典: タイトル/作詞:miwa 作曲:miwa
主人公は旅先で様々な人たちと出会いました。
その人たちはみんな生き生きと働いている人ばかりで、そこから学ぶことも多かったのでしょう。
現代ではパワハラやセクハラといったハラスメントの多い職場も増えています。
人間関係のせいで心が枯れ果ててしまい、楽しく仕事ができなくなる人もたくさんいるのです。
また、人によってはやりたくない仕事を嫌々と続けている人もいることでしょう。
そんな人が多い現代だからこそ、楽しく明るく仕事をしている人が特別輝いてみえたのかも!?
心から熱心に仕事に取り組んでおり、自分の好きな仕事を極めている人たち。
そんな人たちの生き様を見て、主人公はこの人たちのようになりたいと思ったのでしょう。
そして、それと同時に「君」のことが再び恋しくなりました。
きっと「君」は生き生きと仕事をしている人間なのでしょう。
だから「君」のことを思い出すきっかけになったのだと推測できます。
最終的に主人公はどうなった?
ずっと君といるために
僕は旅の途中だよ
矛盾して聞こえるかもしれないけど
ほんとのことなんだ
ちょっとだけ待ってくれないか
君想う僕を
LaLaLa~
出典: タイトル/作詞:miwa 作曲:miwa
旅を通して「君」のことについてじっくりと考えた主人公。
「君」と距離を置いた上で「君」との将来について考える時間が欲しかったから旅に出たのです。
そして、どのようにしたら「君」といつまでも一緒にいられるか、色々と考えていたのでしょう。
「まだ旅の途中」といっているので、最終的に主人公はどのような決断をしたのかは不明です。
しかし、恐らく「君」と末永く幸せに過ごしたのではないかと推測できます。
なんとなく明るい未来が見えたところで終わる歌詞、なんだか素敵ですね♪