海深く沈めた夢を 拾い集めて
自慢気に語ろうなんて あとは惰性で暮らすのかい?
常識に翻弄されて 日々は繰り返す
真実は胸の中にある
出典: DOOR/作詞:黒田俊介 作詞:黒田俊介
ここでは一度自問自答をします。
わかっているけれど、困難に立ち向かう覚悟ができていないのかもしれません。
大変だとわかっているから、あえてリスクを冒さず、夢をあきらめるのか。
そうやって諦めていった夢は現実に飲み込まれ、”そんな夢もあったな”と思い出話にするのか。
それで満足なのか?
そんなメッセージが込められているのではないでしょうか。
最後の一行が胸に突き刺さります。
いつだってそう、胸に手を当ててみれば、どうすべきかがわかるのです。
覚悟を決めて”前へ!”
進むべき道なんて 自分で決めるのさ
不安や恐れに 足元をすくわれそうになるけど
巡り来るこの時に 逆らい続けよう
航海は僕に 何を教えてくれただろう?
「行くしかないだろう!」
出典: DOOR/作詞:黒田俊介 作詞:黒田俊介
人生で何度となく訪れる人生の「選択」。
この選択の際、必ずといってもいいくらいついてくるのが不安や恐れです。
それでも正しい選択をして前に進む人と、そうでない人がいます。
周りがどう言おうとも、何を選択するかは自分の決断であり、自分の責任。
逆を返せば、自分次第でどうにでもできるということです。
それをここの歌詞では伝えているのではないでしょうか。
主人公に教えてくれたのは航海という名の経験かもしれません。
いままで進むべき道がわかっていても、それを選ばずに後悔してきた人。
その経験を思い出して、”今行くべき道はどっちだ?”。
最後の1行は、諦めを含んだ”行くしかない!”ではありません。
黒田さんが伝えたかったのは、「覚悟を決めて進むしかない」という勇気です。
本当にやりたいことは何?
自問自答を繰り返し 思い悩み立ち止まるけど
あの日夢見た 輝きだけが また 僕の心を揺さぶるよ
眠れない日々を過ごすのなら 眠らない明日を追いかけよう
夢見ることが全てじゃなくて 叶えようとすることが全て
出典: DOOR/作詞:黒田俊介 作詞:黒田俊介
どうしたらいいかがわからなくて壁にぶち当たることは誰にでもあります。
そんな時は自信がなかったり、不安が勝ってしまっている時。
でも、この主人公のように、心を取り戻せる瞬間があるのです。
2行目で書かれている「輝き」です。
この「輝き」は自信ややる気があった時の気持ちを思い出させてくれるという事ではないでしょうか。
その瞬間は人によって誰かの一言だったり、自らの体験だったりすると思います。
しかし共通して解釈できるメッセージは、「自分がどうしたいか」です。
叶えるためには願っているだけじゃダメと言うこと。
夢や希望を持ったら、そこに近づくために努力することが必要だと解釈できます。
あなたのやりたいことは何ですか?
困難かもしれなくても、叶えたい夢はなんですか?
それを考えさせられる歌詞だと思います。
さあDOORを開けて。もう後悔しないように。
開くべきDOORなんて 自分で決めるのさ
不安や恐れに 足元すくわれそうになるけど
巡り来るこの時に 逆らい続けよう
後悔は僕に 何を教えてくれただろう?
「行くしかないだろう!」
出典: DOOR/作詞:黒田俊介 作詞:黒田俊介
前述で「進むべき道」だったのが開くべきドアになりました。
さぁ、いよいよ「DOOR」を開くときです。
どのドアを開くかなんて、自分できめることができる。
それはそもそもが「選択」だからです。
黒田さんは主人公を通してこのこと伝えているのではないでしょうか。
後悔することで学び、新たな選択の知恵となります。
人生はそうやって時にドラマチックに進んでいくのではないでしょうか。
越えられそうのない壁が今目の前に立ちはだかっているとしても…。
「行くしかない」と自分を鼓舞して、ドアを開けて前に進むのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
コブクロの「DOOR」。
背中を押してくれる、とても素晴らしい楽曲でしたね。
きっとこの楽曲に救われたファンも多くいると思います。
”こんな時はこの曲を聴こう”。そう思える楽曲に出会えるのは素敵なことです。
今回ご紹介したコブクロの「DOOR」は、あなたのプレイリストに加わりましたか?
この記事を読んでよかった!この曲を知ってよかった!
そう思ってもらえるために、これからもここOTOKAKEで記事を執筆し続けます。
読者のみなさんの人生が音楽で豊かに彩られることを願って。
それでは最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
最後にOTOKAKEで紹介されているコブクロの2曲をご紹介します。
きっと知れば知るほどコブクロファンになりますよ♪