「KAUMEI」は、結成して初めて作った「チラナイハナ」のアンサーソング

思い入れのある一曲

「チラナイハナ」は、2012年に発売されたミニアルバムの収録曲です。

SilentSirenが結成されてから初めて自分たちで作ったという、思い入れのある1曲。

「チラナイハナ」が音源化されたおよそ3年後に、アンサーソングである「KAKUMEI」をリリースしています。

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見比べてみると見た目の雰囲気も、音楽の技術も格段に成長していますね!

では、本題の「KAKUMEI」の歌詞について考えていきましょう。

SilentSiren「KAKUMEI」の歌詞の意味を紐解くの画像

SilentSirenが夢の武道館公演を前に現状を綴った言葉たち

歌詞解釈!

この曲は、武道館公演の直前に作られた曲だそうです。

その当時の彼女たちの言葉が散りばめられた、ファン必見の1曲。
また、「チラナイハナ」と比較しながら見てみると、SilentSirenの成長ぶりに感動するはずです!

汚れた空気の中で強く綺麗に咲いた花は
雨がふっても明日になれば起き上がるでしょう
一人ぼっちだと思っていた 一輪の花にも今では
守りたいもの溢れた

出典: KAKUMEI/作詞:あいにゃん 作曲:クボナオキ

「チラナイハナ」のときの主人公は、自分が“一人ぼっちだと思っていた”のですね。 ですが、時が経って、孤独だったはずの自分に“守りたいもの”ができたようです。

それも、ただできたのではなく”溢れた”という部分も、心に残ります。 自暴自棄な「チラナイハナ」の主人公では言えない言葉ですよね。

気が付いたらこんなにも増えていた
両手には収まりきれないほどに

出典: KAKUMEI/作詞:あいにゃん 作曲:クボナオキ

SilentSirenにとって”守りたいもの”とは、いったい何でしょう。 SilentSirenらしい音楽を愛してくれるファンのことなのでは?と思いました。

光指さす未来の扉にノックして
色づく花びらのような
希望の明日に革命を

出典: KAKUMEI/作詞:あいにゃん 作曲:クボナオキ

「チラナイハナ」では、現実から逃げたり、時が経てばどうにかなると思っていた主人公。 しかし今回はアクションを起こしています。

呼吸をするのにも精一杯だった主人公が、今では革命を起こそうとしています。 心の変化、成長がひしひしと伝わってきますよね。

光満ちる未来へ続く道
もう止まらない
って誓った声がここに響くさ

出典: KAKUMEI/作詞:あいにゃん 作曲:クボナオキ

“守りたいもの”がある主人公。

“革命を”起こそうとしているこの気持ちに迷いが一切無いのでしょう。