ペグは時計回りに回すと音が低くなり、時計と反対まわしに回すと音が高くなります。
ですから、チューナーの針が左に傾いていたらペグを半時計回りに回し、右に傾いていたら時計回りに回しましょう。
ただし、6弦から4弦のペグと3弦から1弦のペグが左右2列に分かれて並んでいる「レス・ポール・タイプ」の場合は、左右の列で回し方が異なります。
6~4弦は同じく反時計回りで音が高くなりますが、3~1弦は時計回りで音が高くなります。
調節が逆になるので気を付けてくださいね。
6本の弦のうち、4弦から6弦の太い弦は細いスチールが巻かれた巻弦なっています。
巻弦は弦を張る時にねじれやすく、チューニングが甘くなる原因になりますので注意が必要です。
弦を張る時は、ねじれがないか十分伸ばして確認しておいてください。
ペグを回す時は、一度に巻き上げずにゆっくりチューナーを見ながら行いましょう。
ギターチューニングの手順
チューニングの前の準備
チューニングを行うときにペグをきつく締めすぎて、うっかり弦を切ってしまうという失敗がよくあります。
ですから、チューニングの前にはすべてのペグを一度ゆるめておき、しめる方向で音程を合わせていくのがおすすめ。
慣れてきたら、そのままの状態からチューニングを始めても大丈夫ですよ。
ギターのブリッジやナットに弦が引っかかっていないか注意しましょう。小さな傷でも切れる原因になります。
6弦からチューニング開始!
チューニングはまず、一番太い6弦から順に始めます。音を鳴らしてチューナーを確認しながら、ペグを調整して音の高さを合わせましょう。
音の高さが高すぎた場合には、一度合わせたい音よりも低くなるまでペグをゆるめてから再度しめなおすと、音を合わせやすくなります。
6弦から1弦まですべて音程が合っても、喜んでそれで終わりにしてはいけません。念のためもう一度、6弦に戻ってからひとつひとつ再確認してください。
すべての弦を再確認したら、チューニングの完了です。おつかれさまでした!
チューナーがギターモードで1弦ずつ調整する場合は、各弦ごとに設定を合わせて音を合わせる必要があります。
チューニングをしても、しばらく弾いているとすぐに音が合わなくなる時は、ペグの巻き上げが甘い場合があります。
特に、新しい弦を張った直後のチューニングの時は、事前によく弦を引っ張ってペグ部の巻き上げを締めてください。
ギターチューニングをマスターしたら次のステップへ!
今回は開放弦の覚え方から、チューナーの使い方、チューニングの手順を詳しくご紹介してきました。
1人でギターチューニング、できそうですか?
ざっと読んだだけではよくわからないかもしれませんが、実際にギターを鳴らしてチューニングをしていけば、きっとすぐに慣れると思いますよ!
チューニングをマスターしてからも、ギターは覚えることがまだまだたくさんあります。
毎日コツコツ開放弦の音を聴いたり、チューニングを行ったりして、早く次のステップに進めるように頑張ってくださいね!
ギターが上達する近道は、毎日少しの時間でもギターに触ることです。
チューニングもギターを弾くときは必ず実施してください。
チューニングに慣れることで感度が上がり、音の細かい変化にも聴が付くようになります。
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ギターについては、初級向けのストローク奏法や、アルペジオ奏法などの解説記事がおすすめです。
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