第10位 サヨナラホームラン

ぼくの部屋は今日も カーテンを閉めたまま
このままでいいのか?いいわけないだろう…

明日という言葉は どうして明るいって書くんだろう?
明るい日じゃなかったら 誰も明日を待たないからか…

出典: サヨナラホームラン/作詞:スガシカオ 作曲:亀田誠治

2010年リリースのシングル曲。

何も出来ずに悶々としている人、周りと自分を比べて焦りを感じている人が聴いたら、きっと激しく共感してしまうのではないでしょうか。

最初のサビから2番の始まりの歌詞にハッとさせられます。

サヨナラホームランといえば「サヨナラ満塁ホームラン」が最もドラマチックでストーリー的にも盛り上がるところですが、この曲では「ツーランホームラン」です。

本人いわく、あまりにもドラマチックな満塁ホームランは滅多にないし、ソロホームランも味気ないから「ツーランホームラン」にしたのだとか。

そんな風にリアルを追求しているところがスガシカオの詞の魅力のひとつです。

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第9位 奇跡

2005年8月リリース。

熱闘甲子園のテーマ曲でもあったので、知っている人も多いと思うので説明不要かもしれませんね。

でも、ファン目線でこの曲の素晴らしさを伝えるならば、言葉の羅列だけでリアルな情景がくっきりと浮かんでくるところでしょうか。

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落書きで埋まった白い壁
やけたロードショウのポスター
昼間のまんが喫茶のうすいジュース
照り返してる太陽光

出典: 奇跡/作詞:スガシカオ 作曲:スガシカオ

たった4行だけで、リアルな風景を思い浮かべることができます。

たった4行だけで、現状に満足していない心理を描いています。

作詞家としての魅力がわかりやすくつまった1曲です。

第8位 夜空ノムコウ

もはや説明不要ですね。

この曲がきっかけでスガシカオの名前が全国レベルで知られることとなりました。

ため息は少しだけ白く残ってすぐ消えるなど、この曲の風景描写も細かくてリアルですよね。

第7位 はじまりの日 feat.Mummy-D

2009年11月リリース。

希望と期待感溢れる曲ですが、歌詞を見てみると、「頑張れ」のような励ましの言葉はどこにもありません。

それは、歌詞中にもあるように、「誰かが言う優等生な言葉が自分にとってリアルじゃないから」なのでしょう。

リアルに背中を押してくれる言葉というのは、「頑張れ」とかではなく、気持ちに寄り添う言葉だったり、前に踏み出すイマジネーションを広げてくれる描写なのだなと気づかされます。

ライムスターのMummy-Dとの相性も最高な1曲です。

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第6位 黄金の月