ダウンタウン松本人志も注目の「竹原ピストル」とは?
1999年、北海道の大学に在学中に知り合った友人と弾き語りデュオ「野狐禅」を結成。2003年にメジャーデビューを果たすも2009年に解散、現在ソロ活動を行っているミュージシャンです。また、本名「竹原和生」として俳優業も行っています。
「ピストル」と聞くと何やら物騒なイメージも受けがちですが、MVの屈託のない笑顔や歌っている姿を見ていると、なんだか愛嬌がある方なんだと思ってしまいます。
最近、メディアに登場する機会も増えてきて、「竹原ピストル」の名前をよく聞くこともあるでしょう。
ダウンタウンの松本人志がその愛すべきキャラに目をつけ、自身の監督作品「さや侍」に出演させました。その時松本は竹原無しでその作品はできなかったと語っていて、松本人志の中で竹原ピストルの存在は大きいものとわかるエピソードです。
その証拠に「さや侍」の主題歌と、NHKでの看板番組「松本人志のコントMHK」で竹原の歌が起用されているのです。
松本人志の惚れ込みようは相当なもので、「僕が何もしなくても彼(竹原)は日の目を見ると思います」と以前語っており、現実に最近になってTVや雑誌等のメディアに登場する機会が増えている、「遅咲き」のアーティストなのです。
「よー、そこの若いの」は強烈な応援ソングだ!
今や押しも押されぬ人気アーティストの一員として名前の上がる竹原ピストルですが、実は一度メジャーシーンから姿を消して活動を辞めているのはあまり知られていません。
それでも泥臭く、アコースティックギター一本を持って「とにかく売れたい」の一心で全国を周り、再びメジャーのシーンに上り詰めました。
メジャーシーンに再び登場しても、アコギライブは続け、初心貫徹し、「よー、そこの若いの」が住友生命のCMに起用されます。
いよいよ上り詰めて、アコギライブは減りはしましたが、本人曰く「まだまだ全然売れていないと思います」と謙虚な様子です。
では「よー、そこの若いの」の歌詞を読み解いてみましょう。
「よー、そこの若いの」の歌詞を読み解く
とかく忘れてしまいがちだけど
とかく錯覚してしまいがちだけど
例えば桜やらひまわりやらが
特別あからさまなだけで
季節を報せない花なんてないのさ
出典: http://www.uta-net.com/song/196031/
竹原の魂の叫びから歌が始まります。
「桜」「ひまわり」のように咲いたら話題になる花ばかりでなく、季節を彩る花は他にもあるだろ?と、問いかけから始まってますね。
この「普通の花」を竹原自身を指して歌っているようにも聴こえます。
よー、そこの若いの
俺の言うことをきいてくれ
「俺を含め、誰の言うことも聞くなよ。」
出典: http://www.uta-net.com/song/196031/
若いやつが問いかけてきても、「自分は自分、思い切って思った方向に進め!」とエールを贈っているように聴こえます。
よー、そこの若いの
君だけの花の咲かせ方で
君だけの花を咲かせたらいいさ
出典: http://www.uta-net.com/song/196031/
「お前はお前の咲き方をすればいい」優しくも厳しい返しですね。
とかく忘れてしまいがちだけど
とかく錯覚してしまいがちだけど
例えば芸能人やらスポーツ選手やらが
特別あからさまなだけで
必死じゃない大人なんていないのさ
出典: http://www.uta-net.com/song/196031/
すごいすごいと言われている人を見ていると、ついつい忘れてしまいがちなのですが、芸能人もプロスポーツ選手も特別な人間ではなくて、目立つだけ。どこのどいつも必死で生きていないやつなんていない!と熱いメッセージですね。
よー、そこの若いの
こんな自分のままじゃいけないって
頭を抱えてるそんな自分のままで行けよ
よー、そこの若いの
君だけの汗のかき方で
君だけの汗をかいたらいいさ
出典: http://www.uta-net.com/song/196031/
「お前はお前のままでいい」と熱い熱いメッセージが伝わりますね。
君だけの汗のかきかたって、自分の努力はいつか報われるようにできてる。
だからそのままでいい、と竹原の熱い熱いメッセージです。
「よー、そこの若いの」は竹原からあなたへの応援ソング。誰でも悩みはあるけど、そのままでいいじゃないか!と歌っているのです。