「ひまわり」の花言葉と、そこに見る約束の意味
「ひまわり」は漢字に変換すると「向日葵」と書くことができます。
その漢字が表す通り、太陽の方を追うように動くことにちなんで「私はあなただけを見つめる」という花言葉があります。
これだけでも温かいイメージが湧いてきます。
「太陽」や「あなた」に対して、この歌詞の中で2人は果たしてどんな約束を結んでいくのでしょうか。
「ひまわりの約束」の歌詞の温かい意味
どうして君が泣くの まだ僕も泣いていないのに
自分より 悲しむから つらいのがどっちか わからなくなるよ
出典: ひまわりの約束/作詞:秦基博 作曲:秦基博
ついにやってきた旅立ちの日。泣き虫ののび太よりも先にドラえもんは泣いてしまいます。
いつもならのび太の泣く姿に仕方ないなぁと呆れてしまうはずなのに。
ガラクタだったはずの今日が ふたりなら 宝物になる
出典: ひまわりの約束/作詞:秦基博 作曲:秦基博
ジャイアンにいじめられたり、テストで0点を取ったり、ママに叱られたり、散々な毎日だとしても、2人ででいたからこそ乗り越えられる毎日がありました。
そこにはたくさんの思い出が、そして、それ以上に固い絆が生まれていきました。
そばにいたいよ 君のために出来ることが 僕にあるかな
いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて
ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを 全部
これからは僕も 届けていきたい ここにある幸せに 気づいたから
出典: ひまわりの約束/作詞:秦基博 作曲:秦基博
未来へ旅立つドラえもんにのび太にはできることがあるのでしょうか。
ドラえもんから学んだこと。
それは「いつだって相手を想う優しさや温もり」です。
離れるからこそ気付くことができる、学んだことや胸に残る温かい気持ちをこれからは周りに振りまいていきたいという決意が表れています。
そして、それが旅立つドラえもんへの餞になるのです。
遠くで ともる未来 もしも 僕らが離れても
それぞれ歩いていく その先で また 出会えると信じて
出典: ひまわりの約束/作詞:秦基博 作曲:秦基博
離れ離れになることで、お互いそれぞれの時間を生きていくことになります。
しかし、未来は繋がっているのです。「未来でまた会おう」そんな言葉が聞こえてきそうな歌詞です。
ちぐはぐだったはずの歩幅 ひとつのように 今 重なる
出典: ひまわりの約束/作詞:秦基博 作曲:秦基博
どうやってもこうやってもマイペースにしか進んでこれなかったのび太もこの別れを機にひとつ成長します。
ドラえもんが今まで助けてきたこと、伝えたかったことにのび太は気付いて、やっと追い付いてきました。
そばにいること なにげないこの瞬間も 忘れはしないよ
旅立ちの日 手を振る時 笑顔でいられるように
ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを 全部
返したいけれど 君のことだから もう充分だよって きっと言うかな
出典: ひまわりの約束/作詞:秦基博 作曲:秦基博
人は誰もいつか来るであろう別れを意識しないで日々を過ごしています。
本来は日々はかけがえのないもので、ひとつひとつの瞬間が大切な思い出です。
その一瞬を大切にしていくことが別れの瞬間をより濃厚で忘れがたいものに変えていきます。
与えているようで与えてもらっているギブアンドテイクな良い関係が2人の間に築けているのが見てとれます。
そばにいたいよ 君のために出来ることが 僕にあるかな
いつも君に ずっと君に 笑っていてほしくて
ひまわりのような まっすぐなその優しさを 温もりを 全部
出典: ひまわりの約束/作詞:秦基博 作曲:秦基博