浜崎あゆみ「evolution」
2001年発売・浜崎あゆみ20枚目のシングル
浜崎あゆみ「evolution」は浜崎あゆみ20枚目のシングルです。登場週オリコン1位を獲得し、発売年の年間オリコンランキングでも7位にランクインしました。
「evolution」は浜崎あゆみがCREA名義で作曲を担当しており、力強いメロディと浜崎あゆみらしい時代に立ち向かう歌詞が話題となりました。
「evolution」はベスト盤にも収録される名曲
浜崎あゆみ「evolution」は『A BEST 2 -WHITE-』、『A COMPLETE 〜ALL SINGLES〜』、『A SUMMER BEST』と3枚のベストアルバムに収録されています。
ファンからの高い評価と、2000年代を代表する曲として多くのリスナーの耳に刻まれたことが長年愛されている理由なのでしょう。
映画「ヘルタースケルター」の主題歌
浜崎あゆみ「evolution」は、蜷川実花監督、沢尻エリカ主演の大ヒット話題作「ヘルタースケルター」の主題歌として起用されました。
全身に整形手術を施しながら葛藤する、2000年代を象徴するようなヒロインりりこ。
その生き様や想いを伝える歌として、浜崎あゆみの「evolution」の歌詞はぴったりです。
岡崎京子が描いた原作漫画「ヘルタースケルター」は1996年に連載されていました。「ヘルタースケルター」に描かれている世界は、まさに浜崎あゆみが「evolution」を発表した2000年前後の日本です。
当時はテレビがマスメディアとして情報を流し、流行というものが2010年以降よりも顕著にみられる時代でした。
浜崎あゆみが「evolution」に書いた、時代に対する葛藤は、「ヘルタースケルター」の世界観をそのまま映し出す言葉だと言えるでしょう。
浜崎あゆみ「evolution」の動画
公式PVは近代的なブースで撮影される浜崎あゆみの姿をPVにしています。時代の移り変わりを感じさせるSFチックな世界観が魅力的ですね。
この時浜崎あゆみが身に着けていた動物の尻尾を模したアクセサリーが流行し、多くの女性たちが身に着けました。
「ヘルタースケルター」の予告の冒頭を飾るのは「evolution」です。
ヒロインりりこのカリスマ性や宿命を伝える音楽として使われています。本編ではエンディングで浜崎あゆみの声を堪能することができますので、ぜひご覧ください。
浜崎あゆみ「evolution」歌詞の考察
生まれた宿命を感じるサビの歌詞
この地球に生まれついた日
きっと何だか嬉しくて
きっと何だか切なくて
僕達は泣いていたんだ
出典: evolution/作詞:ayumi hamasaki 作曲:CREA