第2位:「儚くも永久のカナシ」/機動戦士ガンダムOO
「儚くも永久のカナシ」の基本情報
UVERworldの12作目のシングルとなった「儚くも永久のカナシ」は、2008年11月にリリースされた楽曲で、『機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)』のOPに採用されました。
楽曲がOPとして流れたのは第2話~第13話で、第1話はEDとして楽曲が流されました。
『機動戦士ガンダム00』は2008年の10月から放送され、2009年の3月で終了しました。
幅広い世代で性別を問わず人気の高いアニメシリーズとあって、このアニメのOPに採用されたことで、UVERworldの人気も世代や性別を超えて広がっていきました。
愛に近づこうとも 噛み付かれるだけ・・・って僕はつぶやいて
信じる事をやめて生きてたんだよ
絶望食らって立っても あきれるほどの思いで
儚い命 しがみついてきゃいい
欲しがってたものは
心がない 作られた こんなもんじゃないんだよ
この街で失った愛
その意味探せば
少しマシになって進めるだろう
出典: 儚くも永久のカナシ/作詞:TAKUYA∞ 作曲:克哉・TAKUYA∞
彼らの楽曲には“失うものを手にしたくなかったんだよ”というような気持ちを表していることが多い感じがします。
こうした刹那的な気持ちは、思春期にはとても共感できる感情ではないでしょうか。
しかしやはり彼らが素晴らしいのは、そうした諸行無常なものに対する感情を、ただ諦めだけで終わらせるのではなく、きちんと次につなげて、前向きな気持ちに変えているところでしょう。
失った愛だって、失うことの意味を探すと、それから得られた学びによって前に進めるかもしれませんよね。
第1位:「D-tecnoLife」/BLEACH
UVERworldのデビュー曲であり、彼らが歌うアニソンの中で1番人気が高いのはやはり「D-tecnoLife」です。
この楽曲は2005年7月にリリースされた楽曲で、デビュー曲でありながら大人気漫画である『BLEACH』のアニメOPに採用されました。
アニメのOPに採用され、楽曲が流れたのは2005年4月に放送された第25話~9月放送の第51話まででした。
アニメ『BLEACH』の原作は週刊少年ジャンプで連載されていた久保帯人さんの同名漫画で、アニメそのものは2012年の3月、第366話まで放映されました。
UVERworldは、『BLEACH』原作者の久保帯人さんから“好きなバンド”といわれたこともあって、デビュー曲ながら原作ファンからも厚く支持され、ヒット曲になりました。
「D-tecnoLife」の基本情報
痛みを知る事で 人に優しくなれるから
Drive your Life
癒えない 痛み 悲しみで キズついた 君
もう笑えないなんて 人嫌いなんて 言葉そう言わないで
見えない未来に起こる事 全てに意味があるから
今はそのままでいい きっと気づける 時が来るだろ
出典: D-tecnoLife/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
“痛みを知る事で 人に優しくなれるから”という言葉は、古くは武田鉄矢さんの歌った「贈る言葉」にもあったように思います。
このように、大事な気持ちや大切な言葉というのは時代や世代を超えて、たくさんの人の心に芽生え、言葉という形になっていくのかもしれません。
UVERworld世代の人が、この楽曲のこうした言葉によって救われ、次世代へ優しく正しい気持ちが受けついでいけるといいなと思います。
おわりに
メンバー6人、デビューしてからずっと変わらず精力的に活動を続けている彼ら。
日本のロックシーンで地道な努力を続ける彼らの、これからの更なる飛躍に期待が高まりますね!
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