「LOSER」は何を指す?歌詞の意味を考察!
自分自身を負け犬扱い?
LOSERは「負け犬」という意味です。 このワードを聞いてつい画面から目をそむけたくなってしまったあなた。
これは、あなたのための曲です。心して受け入れてください。笑 この曲は米津さんが自分自身のことを歌ったちょっとアンニュイな歌詞が特徴。
歌詞解釈
早速紐解いて行きましょう!
いつもどおりの通り独り こんな日々もはや懲り懲り
もうどこにも行けやしないのに 夢見ておやすみ
いつでも僕らはこんな風に ぼんくらな夜に飽き飽き
また踊り踊り出す明日に 出会うためにさよなら
出典: LOSER/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
いつも通り一人ぼっちでいつも通りの起きて寝るだけの毎日に飽き飽きしている僕。 わかる…わかりすぎるよ米津さん!!まさに、これ。同じことの繰り返しに飽きちゃってるんです。
今自堕落な生活を送っていて罪悪感がないわけではない。こんなぼんくらな自分と自分の生活を変えたくて、僕らは踊りだす=新しい一歩を踏み出す。
変えたいのなら変わるしかない、変えるのは自分自身しかいないという決意が感じられますね。
歩き回ってやっとついた ここはどうだ楽園か?
今となっちゃもうわからない
四半世紀の結果出来た
青い顔のスーパースターがお腹すかしては待ってる
出典: LOSER/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
とにかく自分を変えたい。この苦しみやむなしさから脱出したくて歩き回っている。
そこでやっと見えた一筋の光(シンガーソングライターという道)にしがみついてここまでやってこれたけど… これが本当に正解だったのか。自分にとっての楽園だったのか。
今となってはもうわからないけど、4半世紀の結果できた青い顔のスーパースター(25歳のシンガーソングライターという米津玄師という虚像)のために進むしかないんだ。
サビの歌詞
アイムアルーザー どうせだったら遠吠えだっていいだろう
もう一回もう一回行こうぜ僕らの声
アイムアルーザー ずっと前から聞こえてた
いつかポケットに隠した声が
出典: LOSER/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
僕は負け犬だから、もう真恵右の遠吠えでもいいから自分の声を届けよう。 自分のポケットの中で温め続けた声を遠くからでもいいから伝えるしかない。
ああだのこうだの知ったもんか 幸先の空は悪天候
ほら窓から覗いた摩天楼からすりゃ塵のよう
イアンもカートも昔の人よ 中指立ててもしょうがないの
今勝ち上がるためのお勉強 朗らかな表情
出典: LOSER/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
たくさん難しいことがあるけどもはやそんなのはどうでもいい。 人生山あり谷ありだし、昔の偉人を見返すのももう遅いし無理な話。
そんなことよりも負け犬が勝ち上がる方法を見つけることだけが僕の生きる道だ。
踊る阿呆に見る阿呆 我らそれを端から笑う阿呆
デカイ自意識抱え込んでは もう磨耗 すり減って残る酸っぱい葡萄
膝抱えてもなんもねえ ほら長い前髪で前が見えねえ
笑っちまうねパッと沸き立って フワッと消えちゃえるこんな輪廻
出典: LOSER/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師
すでに動き出している人とそれを見ている人、さらに僕はその周りで嘲笑っているだけの人間。 自尊心やプライドは仰々しくもっているけど、すぐに消えてしまう。
膝を抱えて悩んでみても何も始まらない。人生は意外とあっという間に終わってまた輪廻するほどあっけない世界だから時間はあまりない。
愛されたいならそう言おうぜ 思ってるだけじゃ伝わらないね
永遠の淑女もそっぽ向いて 天国は遠く向こうのほうへ
ああわかってるって 深く転がる 俺は負け犬
ただどこでもいいから遠くへ行きたいんだ それだけなんだ
耳をすませ遠くで今 響きだした音を逃すな 呼吸を整えて
いつかは出会えるはずの 黄金の色したアイオライトを きっと掴んで離すな
出典: LOSER/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師