「しあわせ」という語感で思い浮かぶ感じはほとんどの人が「幸せ」ではないでしょうか。
しかし、この曲では「仕合わせ」と表現されています。
この言葉「幸せ」を書き換えているわけではなく、しっかりとした意味があるのです。
しあわせ
【幸せ・仕合(わ)せ・倖せ】
[1] めぐりあわせがよいこと 幸運 幸福
[2] めぐりあわせ 運命
[3] ことの次第 始末
出典: http://www.weblio.jp/content/仕合わせ
お分りいただけたでしょうか?
[2]に注目です。めぐり合わせや運命という意味を持っているのです。
つまり最後の歌詞は「逢うべき糸に出会えたことを人は運命と呼びます」に言い換えられるのです。
「運命」にしてしまうと意味は限定されてしまいますが、「仕合わせ」にすることでまず歌を聴いた人は「幸せ」を思い浮かべます。
そして、歌詞を読んで「仕合わせ」の意味を知るのです。
上手にダブルミーニングを盛り込んでいます。
さらにどちらの意味でも文として成り立ち、納得もできます。
非常に秀逸な歌詞であり、出会いや縁を大切にしてきたことが伺えます。
もちろん言葉との出会いも。
想いの詰まった曲だからこそ長く愛され、出会いを形にする結婚式の定番になるのも頷ける素晴らしい歌詞になっているのです。
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