A Aaug A6 A7
かわいそうね かわいそうね 本当にね
D A B Esus4 E
優しくされたら 泣いちゃうから
A C#7 F#m A7
さびしそうね さびしそうね でも大丈夫
D E A B D A Dm A
今日から一緒って 抱きしめられたい
出典: 誰か私を/作詞:野島伸司 作曲:コトリンゴ
児童養護施設で過ごす子ども達。
大人から優しくされることも、抱きしめてもらうこともない状況が分かります。
Bm A D E F#m
あなたの代わりは他にもいるよ
E A B Esus4 E
破れたポケット 縫い直したら
D G F#m Em A B
強くなった気でいた でも勘違いで
D C#m B Esus4 G G7
言いたいことが何一つ 言えない自分になっていたよ
出典: 誰か私を/作詞:野島伸司 作曲:コトリンゴ
「他に代わりがいる」と自分の存在をちっぽけなものと思っている子ども達。
自分の言いたいことも言えなくなってしまいます。
でもそれは強いことではなく、ただ我慢することに慣れてしまっただけだと推測します。
C Em Am C7
でも誰か私を 誰か私を
F Dm Fm G C Fm C
そっと愛してはくれませんか
出典: 誰か私を/作詞:野島伸司 作曲:コトリンゴ
愛情に飢えた子ども達。
「かわいそう」「さびしそう」という同情よりも、「そっと」心から常に想ってくれる愛情がほしいのです。
A Aaug A6 A7
かわいいよね かわいいよね 誰よりもね
D A B E
信じられたら 素敵だけど
A C#7 F#m A7
いけないよね いけないよね 壊れちゃう
D E A B D A Dm A
心にバリアを ほら張りましょう
出典: 誰か私を/作詞:野島伸司 作曲:コトリンゴ
同情心で優しい言葉をかけてくれる大人はいるけれど、それは本当の愛情ではない。
優しい言葉に嬉しく思うも、自分の求めている愛情ではないので悲しく心が折れてしまう。
そうして虚勢を張ることを覚えてしまうようです。
Bm A D E F#m
私の代わりは他にもいるよ
E A B Esus7 E
アマノジャクに強がってたら
D G F#m Em A B
恋人だっていつか 逃げちゃうのかな
D C#m B Esus4 G G7
やっぱりねそう誰だって 素直な子のほうがいいんだよね
出典: 誰か私を/作詞:野島伸司 作曲:コトリンゴ
素直な子のほうがいいとわかっているけれど、どうしても「アマノジャク」になってしまう子ども達。
虚勢を張って良いことはないのに、傷つくことを恐れるあまり強がってしまう様子がわかります。
C Em Am C7
でも誰か私の 誰か私の
F Dm Fm G F
ずっと側にいてくれませんか
C Em Am C7
でも誰か私を 誰か私を
F Dm Fm G F
そっと愛してはくれませんか
出典: 誰か私を/作詞:野島伸司 作曲:コトリンゴ
そして心の底では本当の愛情を求めてしまいます。
誰か側にいてそっと愛してくれる人を……。
親と離れて児童養護施設で過ごす子ども達。
ドラマ内では子ども達に大人から容赦なくひどい言葉が投げつけられます。
子ども同士でも陰湿ないじめもあります。
そんな過酷な環境で育っている子ども達は大人からの愛情に飢えています。
この曲はそんな子ども達の心の叫びを歌っています。
「誰か私を」コード譜
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