「痛み」すら受け入れる
I love you!! I love you!!
綺麗な星と夜空世界
音を立てて
崩れ落ちる
でも感じる届きそう against the pain
出典: アゲンストザペイン/作詞:松隈ケンタ・JxSxK 作曲:松隈ケンタ
最後にこの楽曲のタイトル「アゲンストザペイン」が出てきましたね。
和訳すると「痛みを肯定する」という意味。
このフレーズからは「痛みを感じる瞬間に、美しい世界にも出会うことができる」という考えを感じます。
痛みを恐れて挑戦しないうちは、世界の美しい色を見ることはできないのかもしれません。
優雅に羽ばたく鳥って、見ていて心地よさそうに感じませんか?
でも、飛ぶことを恐れてずっと巣にとどまったとしたら?
せっかくの翼を永遠に使わない生涯を送るのは、なんだか勿体ない気がします。
それと同じように、ここでは「痛み」と「喜び」が両立した世界を味わっているのではないでしょうか。
まだ未熟な自分だけど進む
過去の自分に寄り添う
揺れながら見た夢の端で
僕にそっと語りかける
辛いことも楽しいことも全部味わったね
出典: アゲンストザペイン/作詞:松隈ケンタ・JxSxK 作曲:松隈ケンタ
これは過去の自分へと語り掛けて寄り添う場面なのでしょう。
あらゆる自分を受け入れることができたとき。
人は一段と生きるエネルギーが高まるのではないでしょうか。
すべて必然
耐えきれず放つ言葉たち
大嫌いだったものばかり
傷つけられるよう仕掛けられてる
出典: アゲンストザペイン/作詞:松隈ケンタ・JxSxK 作曲:松隈ケンタ
ここで思い出しているのも辛い経験のようです。
「傷ついてしまう経験」も実は必然である。
「なんで自分ばっかり」と不運を嘆くのではなく、一つ一つに意味があると思って取り組む。
そんなメッセージを感じました。
弱い自分でも突き進む
胸打てハートブレイク
主題歌はハートブレイクが似合うはずさ
あぁなんだこんな簡単だったんだ
感情よ くたばれ
涙がこぼれ落ちるけど
夢を乗せて、夜を越えて
過ごした日々全部捨てないさ
出典: アゲンストザペイン/作詞:松隈ケンタ・JxSxK 作曲:松隈ケンタ
ここまでの歌詞で、辛い経験も未来を掴み取るために必要であることを感じました。
だからこそ、このパートでは「ネガティブな感情」を乗り越えようとしているのですね。
辛い思いに囚われていては進めなくなってしまいます。
弱い自分すら受け入れてこそ、更なる高みへ辿り着けるのではないでしょうか。
大人へと成長していく
見慣れた景色にサヨナラを
気持ちついていかなくても
辛いことも楽しいことも全部味わったね
あの日やってきたこの道に
いくつも思い出溢れてる
戻りたいような戻りたくないような
出典: アゲンストザペイン/作詞:松隈ケンタ・JxSxK 作曲:松隈ケンタ
こちらも、1番と同じ歌詞の繰り返しです。
ひと通りの歌詞を見た後だと、「まだ未熟な自分」を見つけることができますね。
ただ強くなろうとしているだけではないのでしょう。
彼女たちは、「大人への架け橋」を渡っているのです。
その中で、見た目や年齢だけでなく精神的にもしっかりと成長を遂げようと努力しています。