【関ジャニ∞/一秒 KISS】歌詞の意味は甘酸っぱいラブソング？！ソロパートの歌詞割りが知りたい！

男声の本音を歌っています。

雨が降ってほしかったのに映画見ている間に降り終えてしまった。

雨は止んだけれども心の中は”どしゃ降り”という場面。

事実は小説よりも奇なり。

相合傘計画は一瞬で終わりを告げたのです。

村上信五さんがしっとり歌います。

最後のBメロでとどめを刺される歌詞です。

計画をしっかり練って準備もできた。

しかし現実は厳しく全くプラン通りに進みません。

計画は頓挫します。

もう他にはできることはないだろうか。

そんなときに”もう帰る”と言われてしまった。

哀愁を漂わせながら大倉忠義さんが歌います。

何もできずに佇む様子が思い浮かびますね。

このあとに”おあずけ？”と続きます。

しかし、すごく焦らされています。

それに対してなす術のない男性の心情が浮き彫りになっています。

錦戸亮さんが歌います。

ここでは今回のデート計画や希望は奈落の底へ落されます。

仕方なく”バイバイ”と一言。

最後は横山裕さんが歌います。

苦笑いでデートを終えたのでした。

とどのつまり、歌詞からは初期カップルといった雰囲気があります。

しかし、キスはおろかラブコメ映画しか見ていません。

本当は口づけしたいのに…。

もっと相手のことを知りたいのに…。

相合傘をしたいのに…。

希望は叶わずデートを終えます。

いろいろと計画してしまう男子脳。

瞬間を懸命に生きる女子脳との差が見て取れます。

決して女子は焦らしているわけではありません。

しかし、男子は計画的に行動するのでそう感じるだけなのです。

サビを解説してみましょう。

”気づかないKISS”

と4回目のKISSだけ簡略化されています。

しかし、それ以外は全員で熱唱。

前半は早くしてほしいといった焦りが見えます。

後半は自分のことをちゃんと知ってほしい。

さらにはその思いに気づいてほしい。

そんな願望が歌詞に表れています。

”KISS”の前についている歌詞によって何を伝えたいかが分かります。

たった一秒でもいいからキスがしたい。

でもそれすら実現できない。

そんなもどかしさです。

まばたきより早いキス。

瞬間的にでもキスの願いは叶いません。

それを歌詞は如実に表現しています。

気づかない感情を他人に伝えることは難しい。

そうした厳しい現実をこの歌は表しています。

つまり、君は僕の気持ちに気づかない。

したいことはたくさんあるのに…。

伝えたいこともたくさんあるのに…。

現実がそうさせてくれないことが歌詞から読み取れます。

”一秒KISS”が現実に起きたらどうでしょうか。

この間のデートはどうだった？

友達に興味津々に聞かれたのに実は映画しか見なかった。

そんながっかりの結末が歌詞には描かれています。

歌詞の意味を探っていくと青春時代の不器用さ。

さらには未熟さから現実に打ち勝てない自分。

それが浮き彫りになります。

思春期の切ないデートですね。

そんな男子の思いを描いた甘酸っぱいラブソングです。

初恋とはそんなモノなのかもしれません。

冬に聴きたい関ジャニ∞ソング。