『雨のち感情論/和楽器バンド』はデビュー◯年目に出した初のCDシングル！発売背景を徹底解剖！

『雨のち感情論』の作詞・作曲はボーカルの鈴華ゆう子。

この楽曲は言うなれば、動画サイトからシャバ（一般的な視聴者のいる世界）へのデビューとも言えます。

これまでビジュアルをメインに演出していた楽曲を、一般の視聴者にアピールできるように作詞・作曲のコンセプトを変えて来ているのです。

「音楽ナタリー」の中で鈴華ゆう子は『雨のち感情論』についてのインタビューで次のように語っています。

動画サイトだけでは飽き足らないのですね。

動画サイトはもちろんのこと、それぞれのメンバーが海外での活動を経験していることから、自分たちの楽曲を売り込む先はもちろんワールドワイドな動画サイト以外の人達。そのため、売り方も工夫しています。

1stシングルはCD＋DVD盤2形態に、CD盤、mu-moショップとファンクラブ会員限定盤の全4形態を用意しました。

CD＋DVD形態の“MUSIC VIDEO盤”には表題曲のミュージックビデオにさらにメイキング映像も収録されています。

さらに“LIVE映像盤”には表題曲と、ライブ映像『ワタシ・至上主義』が収められているという手の込みようです。 

これだけよりどりみどりに選択肢を用意しておけば、なにかしら取っかかりができるものです。

和楽器バンドの初めての全国ホールツアー「和楽器バンド HALL TOUR 2017 四季ノ彩 -Shiki no Irodori-」でのツアーファイナルはそれこそ大熱狂の内に幕を閉じます。

鳴り止まぬアンコールの拍手の中、披露したのは新曲『雨のち感情論』。ファンへのプレゼント？否、新たなる船出を暗示した楽曲だったのです。

この楽曲には特設サイトが用意されています。ビジュアルだけでなく、確かな音楽性ではっきりと勝負に出ている様子がうかがい知れますね。

いかがでしたか？和楽器バンドはまさに和楽器を中心としているのですが、和のテイストであるわび・さびにみやびも加わり、あでやかな印象の楽曲が特長です。 

メンバーもそれぞれ個性的で、まるでCGか何かで実体を感じさせない世界観を持ち合わせいています。

筆舌には尽くしがたいバンドであることは確かです。まずは百聞は一見にしかず。聞いて、見て、感じてください。