B’z「イチブトゼンブ」って?

MAGIC(通常盤)

2009年の月9ドラマ『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』主題歌にもなったことで、聞いたことがある方も多いかもしれません。

大御所B'zによる爽やかでちょっとセンチメンタルなリフが印象的なナンバー、「イチブトゼンブ」を改めて聴いてみましょう。

世界的アーティストたちによる超豪華なシングル

あのRed Hot Chilli Peppersのベーシスト、チャド・スミスがドラムを務め、それだけではなくベーシストはThe Mars Voltaのホアン・アルデレッテ

ホアンはポール・ギルバートがギターを務めるヘヴィメタルバンド、Racer Xでも活動したことがあります。

メタラーさんもロック好きも歓喜の、実は超豪華メンバーによる超ゴージャスな一枚なのです。

ライブ動画のショートバージョンもあわせてどうぞ。

「イチブトゼンブ」の歌詞を見てみよう

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それではそんな豪華ナンバーの歌詞を噛み砕いてみましょう。

全体的にストレートでわかりやすく、親しみやすい歌詞です。

イチブしか知らないけど…

アナタは私の
ほんのイチブしか知らない
勝ち誇るように笑われても
それほどイヤじゃないよ

出典: https://twitter.com/bzwords/status/823315234320330753

ノリの良いメインのリフから始まる冒頭から、恋人に言われたセリフが歌い出しとなっています。

「私のことなんて殆どわかっていないのに、自分のものだなんてうぬぼれないでよ」という恋人の自信のようなものが垣間見えるセリフ。

しかしそう言われてもそこまで衝撃的ではない

知ったイチブがその人のゼンブではない

すべて知るのは到底無理なのに
僕らはどうして
あくまでなんでも征服したがる
カンペキを追い求め
愛しぬけるポイントがひとつありゃいいのに

出典: https://twitter.com/XXVIII09230327/status/895803903056293890

物事や誰かのイチブを見たり知ったりしただけで、その人を丸ごと理解したかのように思ってしまう。

そしてこちらで相手のイメージを作り上げ、そのイメージに合わない面を見たら「裏切られた」と感じる。

 

芸能人やアーティストが不倫や不祥事を起こしたら、地の果てまで追い回す勢いで徹底的に批判して叩く人もいます。

「そんな人だとは思いませんでした」「がっかりです」という発言をする人もいます。

でもその有名な方としては、そんなこと知ったこっちゃないのです。勝手に期待され勝手に批判されているのです。

その人の一部分をネットやテレビを通して知っただけで、その人を知り合いかなにかのように評価するのは、完全なるファン側のエゴと怠惰です。

 

しかし例外をなかなか受け入られないのは人間の悲しい性ですから、絶対ダメと抑圧しても仕方ないことです。

そこで、だれかを好きになったり親しくなり始めたときにどこを好きになったのか・好きなのかをきちんとわかっておくこと。

そうすれば、その人が何を思いどう振舞おうが、いつまでも信じることができるのではないか。

ゼンブを愛するのは不可能ですが、イチブを愛することで永遠に愛することができる。

そんなメッセージがこの曲には込められています。

もしそれが君のほんのイチブだとしても
何よりも確実にはっきり好きなところなんだ

出典: https://twitter.com/subarasiibot/status/895873054584127488

イチブもゼンブもホントのこと