B’zのこれまでをおさらい

メジャーデビューまで

B'zがニューアルバム『DINOSAUR』をリリース!ライブの公演情報もチェック!の画像

メンバーギタリストの松本孝は、’80年代一世を風靡した浜田麻里やTM NETWORKなどのツアーサポートを行っていたが、「自らの音楽を表現できるバンドを創りたい」と、バンド結成へ向けて動き出した。

そんな中、所属事務所の社長で音楽プロデューサーの長戸氏から、あるデモテープを渡される。それが、後にB’zとしてバンドを組むことになる稲葉浩志の歌唱音源だった。

松本は稲葉の顔写真を確認した後すぐに、バンドのボーカルとして採用することを心に決めていたという。

初顔合わせは、少しの会話とビートルズの楽曲2曲をセッションしただけで終わったが、2度目に会ったときには、特に合意の言葉を交わすことなく、既にデビューへ向けて全てが動き出していた。

そして、1988年9月21日にB’zとして『だからその手を離して』とアルバム『B’z』を同時にリリース。2人が出会ってからわずか4ヶ月というスピードデビューだった。

ブレイクのきっかけ

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今でこそ知らない人はいないほどの大物アーティスト・B’zだが、デビュー直後からすぐに人気を得られたわけではなく、楽器店のイベントや握手会などのキャンペーン活動をハードスケジュールで行っていた。

そんな地道な努力が実を結び、1989年にリリースされたミニアルバム『BAD COMMUNICATION』が、有線で注目され始め、オリコンチャートに167週ランクインするという快挙を成し遂げた。

そのことで人気に火がつき、1990年にリリースされた3rdアルバム『BREAK THROUGH』が初登場3位となり、オリコンTOP10にランクインする。

また、4thシングル『BE THERE』は、シングルチャート初登場7位5thシングル『太陽のKomachi Angel』は、初のオリコンチャート1位を記録し、大ブレイクを果たすこととなる。

以降の活躍ぶりは、みなさんの知るところだと思う。

メンバー紹介

ここで、B’zのメンバーひとり一人について紹介する。

松本孝(ギター)

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松本は、1961年3月27日、大阪に生まれた。ギター担当だが、作曲・編曲・音楽プロデュースも行い、ソロ活動ではボーカルも担当することもある。

高校時代にギターを始め、音楽活動をしていた。高校卒業後は「ミューズ音楽院」に進学。学業は苦手だったが、ギター技術は高く、講師の勧めでプロとして活動することを決める。

プロのギタリストとして活動していく中、稲葉浩志との運命的な出会いをし、1995年に「B’z」 を結成することとなる。

稲葉浩志(ボーカル)

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稲葉は、1964年9月23日に、岡山県に生まれた。ボーカル担当だが、作詞・作曲も手掛けるシンガーソングライターである。ソロ活動では、レコーディング等でのギターも担当することもある。

大学在学中から歌手を目指していた稲葉は、雑誌で見つけた「ビーイング音楽振興会」のスクール生となり、音楽活動を精力的に行っていく。

大学卒業後に、同スクールの主導で稲葉をボーカルとしたバンド結成が何度か試みられたが、いずれも自然消滅する。そんな中、遂に松本と出会い、1995年に「B’z」としてデビューの運びとなる。

B’zとして絶大な人気を誇る中、1997年に初のソロアルバム『マグマ』をリリースし、オリコン初動売上50万枚を突破するという日本の音楽史上に残る快挙を遂げた。

ニューアルバム『DINOSAUR』 の内容とは?

デビュー30周年を迎えるB’zが、オリジナルアルバムとしては20枚目となる『DINOSAUR』を2017年11月29日にリリースすることが分かった。前作から約3年ぶりとなる。そこで、全収録曲と、オススメの曲をご紹介したい。

全収録曲をご紹介

  • Dinosaur
  • 声明 [ UCC BLACK無糖 TVCMソング
  • Still Alive [ TBS系 日曜劇場「A LIFE~愛しき人~」主題歌
  • CHAMP [「セブン-イレブン」タイアップソング ]
  • 愛しき幽霊
  • King Of The Street
  • Purple Pink Orange
  • ハルカ
  • それでもやっぱり
  • Queen Of The Night
  • 弱い男
  • ルーフトップ
  • SKYROCKET

イチオシの曲は『声明』