FUNKY MONKEY BABYS【そのまんま東へ】歌詞の意味を解釈！どんな気持ちで東へ向かうの？

FUNKY MONKEY BABYS(以下ファンモン)は2006年1月にメジャーデビューを果たしました。

その時にリリースされた楽曲が「そのまんま東へ」です。

インディーズ時代に制作されたものでファンからの人気も高く、彼らの門出にはぴったりの楽曲でした。

新しい道に進むときには誰もが経験する苦難の道…。

それをひたすら前に進んで乗り越えていこうとするポジティブな内容の歌詞になっています。

メジャーデビュー後から人気はうなぎのぼりで、ファンモンはお茶の間から愛されるアーティストになりました。

耳に残りやすいポップなメロディーとがむしゃらに歌う姿勢がとても印象的です。

残念ながら2013年に解散してしまいましたが、名曲は今でも様々なメディアで流れています。

デビュー曲「そのまんま東へ」はまさにファンモンの原点ともいえる楽曲です。

音楽性も一番彼らの理想に近いような気がしました。

楽曲も何となくさらさらと歌っているようで実は巧妙なラップが仕掛けられています。

ファンモンの楽曲の中でもラップセンスの高さをかなり感じることができます。

だいたいのラップは一言一言が韻を踏んでいて、歌詞も端的なイメージが強いです。

ですが、ファンモンのラップは一文がほぼまるごとラップになっています。

だから伝えたいことは文章としてダイレクトに分かり、同時にラップの役割もしっかり果たしているのです。

ポップな雰囲気の中には凄まじい技術が隠されていました。

これを知りながら聴くとファンモンの楽曲がいかに素晴らしいかを再確認できます。

"東"というワードから連想されるもの…。

おそらく"東京"をイメージする方が多いのではないでしょうか。

メジャーデビューを機に上京するアーティストもたくさんいます。

ファンモンもその類？と思いきや彼らの出身地は東京なのです。

では何故あえて"東"なのでしょうか。

それは彼らの出身地である東京都八王子市から見た都心の様子を表しているからです。

八王子市は西東京とも呼ばれており、東京の西の方に位置しています。

そこから都心の方へ行くことが東へ行くことになるのです。

"そのまんま"というのは"東京のまんま"というニュアンスが込められています。

つまりタイトルの「そのまんま東へ」の意味は"東京のまんま東の方へいく"ということなのでしょう。

ファンモンのデビュー曲「そのまんま東へ」のタイトルを聞いて1人の芸能人を思い浮かべた方もいるでしょう。

それは「そのまんま東へ」のジャケット写真にも写っている東国原英夫さんです。

今や政治の世界でも大活躍の東国原さんの芸名が"そのまんま東"でした。

タイトルのインパクトがとても強いので"どんな曲なんだろう？"と興味を持ちます。

そして一度聴けばファンモンの魅力の虜になってしまう…そんな楽曲です。

ようやく新しい道を歩きだしましたが、早くも壁にぶちあたっている様子が分かる歌詞です。

でも平坦で簡単なルートではないことは分かっているので、多少のトラブルでは動じない強い心があります。

転んだらまた起き上がればいいのです。

今は転んだ事に落ち込むよりも、少しでも早く前に進んでいくことを考えます。

とにかくこの道を突き進んでいけば、目指したゴールに辿り着くことができるのです。

ここは、西から飛び出して東に向かっていくファンモンにも通じるフレーズになっていました。