リズムにノっていて、ふと口をついて出た言葉が語感含めてピッタリだった。

(それも、フレディの歌唱とリズムのセンスのなせる技なのでしょうが。)

そして、それ面白いからいいじゃん!と、いい意味で「ノリ」のまま採用する。

そんな遊び心やユーモアは、ビジョンがバラバラなバンドからは生まれないでしょう。

実際、MVの中でも、彼らが楽しげにレコーディングをしている様子が映し出されています。

それが本来の彼らの様子だったかはさておき、そのような機運が彼らの中にあったのでしょう。

これからまた「一つ」に

バンドが再び、音楽の楽しさの真髄を、四人で追求し始めた。

その喜びと意気を、そしてこれからもそれが続くことへの願いを込めた歌。

それこそがこの「One Vision」なのです。

同じような機運が表れた曲は、アルバムの二曲目にも。

軽やかな曲調で思わず口ずさみたくなる、クイーン後期の名曲。邦題「カインド・オブ・マジック」に秘められた熱い思いに触れたら、きっとあなたも魔法にかかります。

そして、再びビジョンを「一つ」にしたバンドは、その後どんな道を歩んでいったのか。

彼らの足跡と共に、「その先」の作品を聴いてみると、より深い味わいがあるかと思います。

These Are The Days Of Our Livesとは、1991年発売のQUEENの楽曲です。フレディ・マーキュリーの亡くなる数か月前にリリースされた本曲。ミュージックビデオでは、生前最期の彼の姿を見ることができます。QUEENが伝えたかった、時が流れても変わらない想いとはなんなのか。歌詞を解説します。

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