まずは、MV全体の色合い。
メンバーの衣装やステージ、小道具にいたるまで、パステルブルーとパステルピンクが多用されています。
この二色は、「けやき坂46」の楽曲「君に話しておきたいこと」以来よく使われている色。
「日向坂46」のグループカラー「空色」と、女の子らしさを象徴するピンクという意味なのでしょう。
なお、メンバー衣装ですが、1期生がブルー、2期生と3期生がピンクになっています。
また、襟やチェスト、袖のデザイン、生地の柄で微妙なバリエーションがあり、個性的です。
一方で足下は白のショートソックスとデッキシューズで統一されています。
ヒールにしていないことで、健康的な雰囲気を演出しているのです。
青空
そして、「日向坂46らしさ」を感じるのが「青空」。
おひさまの下で踊るのが健康的なのです。
※日向坂46のファンのことを「おひさま」とメンバーは呼んでいます。
また、1:35から、夜のシーンになりますが、こちらも明るい照明で夜祭りのような雰囲気ですね。
ちなみに、この夜のシーンは、メンバーが2,3人前に出て歌っています。
その背後でフォーカスがあたってないのですが、写っているメンバーに注目。
なんか楽しそうにしていて、ちょっと気になります。
「ヒ」ではなくて「キツネ」
日向坂46の楽曲の振りにはこれまで「ヒ」や「ひ」のポーズがよく出てきたのですが、今回はありません。
0:54から、メンバー全員が右手を高く掲げています。
日向坂46の「ヒ」を意味するハンドサインかと思いきや、これは影絵のキツネの形です。
タイトルが「キツネ」ということで、この指の形なのでしょうね。
お祓い?
そして、この「キツネ」に関係してか、ちょっと神社を思い起こす振りがあります。
※稲荷神社のキツネです。
ひとつは0:59のところ、「パンパン」と拍手を2回します。
そして1:02で、両手を繋ぎながら顔の位置に挙げ、左右に振るという振りがあるのですが。
なんとなく、神社の神主さんが大麻(おおぬさ)を振っているように見えます。
ダサくないボックスステップ
2:24で小坂さん、丹生さん、河田さんが「ボックスステップ」を踏みます。
その後、2列目のメンバー、3列目のメンバーが順に加わりステップ。
このステップは初心者の人でもおぼえやすいのですが、その一方で「ダサく」見えることも。
しかし、日向坂46はさすが全然ダサくなく、かっこいいですね。
「みーぱん」のサムアップ
さて、ここからは気になったメンバーを3名ピックアップします。
ひとり目は「みーぱん」こと佐々木美玲さん。
これはほんの一瞬です。
0:27のところで、親指を立てながら笑顔をしているのが爽やかです。
その横では、宮田愛萌さんがぶりっこポーズをしています。
かっこよさと可愛らしさが同居しているシーンです。
「だーこの」が大活躍
ふたり目は「だーこの」こと松田好花さん。
この「だーこの」は「日向坂で会いましょう」のMC、オードリー春日さんがつけたニックネームです。
それで、松田さんのポジションは3列目の向かって右端で、一見目立たない位置に思われます。
フォーメーションダンスをする時、注目されるのはセンターですが、このポジションも実は重要。
ダンスの実力があるメンバーが選ばれることが多いのです。
松田さんはもともとバレエを特技としており、「キツネ」のダンスでもその実力を発揮しています。
松田さんの注目ポイントはいくつかあるのですが、ひとつあげるとしたら2:12のところ。
全員が両手を挙げて左右に振る場面です。
松田さんは初め手前にいる渡邉美穂さんの陰になっていたのですが、自分で気づいて外に出ています。
1秒にも満たないシーンですが、ちゃんとカメラを見て計算しているのですね。
この他にも、松田さんの可愛いポイントがありまして、それは渡邉美穂さんがブログで言及しています。