豪華なコラボレーションに注目!

2人が奏でる繊細で美しいハーモニー

今回ご紹介する楽曲は、Aimerさんの『地球儀 with Vaundy』です。

現役大学生の注目アーティストVaundy(バウンディ)さんとのハーモニーがたまりません。

この楽曲は、Vaundyさんが作詞・作曲、そしてプロデュースを手掛けています。

彼は、以前からAimerさんをリスペクトしていて、彼女の歌い方にも影響を受けているのだとか。

彼の歌声に聴き入っていると、どこか女性的な魅力も感じますよ。

また、彼が紡ぐ音楽の個性や世界観が、Aimerさんの持つ魅力と見事に調和しています。

その美しさから、「ずっと一緒にやってきた2人組アーティストみたい」という声もありますよ。

豪華なタッグで、素敵な相乗効果が生まれていて、それぞれの側面で新しい魅力を感じられます。

2人の掛け合いや、個性溢れる”歌い方”にも注目して聴きたいところです。

MVをチェック!

MVでは、ホワイトの衣装に身を包んだ2人が、向かい合って歌う姿が描かれていますよ。

楽曲タイトルは”地球儀”ですが、MVモノトーン中心のさっぱりとした色合いで目を引きます。

モノトーンの空間に、カラフルな字体が揺れたり動いたり、遊び心のある演出がユニークです。

年齢や国籍の違う男女が登場するなど、多様性や思いやりを感じる温かなMVとなっていますよ。

楽曲とあわせて、ぜひチェックしてみてください。

感情の赴くままに

孤独や不安と隣り合っている

愛に飢えてる
僕たち何度も
感情的に慰めあっている

出典: 地球儀 with Vaundy/作詞:Vaundy 作曲:Vaundy

楽曲の歌い出しのパートです。

ここでは、愛を渇望するような1行目のフレーズが、強く印象に残ります。

心が満たされず、”周囲からの愛情をもっと感じたい”、そんな風に思っているのでしょう。

生活の中で感じる孤独や寂しさを埋め合わせるかのように、2人の男女は寄り添い合っているのです。

そして、理性的というよりは感情的で、本能的に一緒にいたいと感じているのでしょう。

気負うことなく寄り添い合える相手がいることで、何度も救われてきたのかもしれません。

すれ違う想い

単純明快で
端的繊細な
こんな夜に流されあっている

出典: 地球儀 with Vaundy/作詞:Vaundy 作曲:Vaundy

ここでは、ある物事や、ある人間関係における”すれ違い”を感じます。

想い合う2人の関係におけるすれ違いや、社会の中での自分の立ち位置など。

生活におけるいろいろな悩みや不安、名前のない感情がじわじわと胸を締め付けているのでしょう。

夜になると、ふといろいろなことが頭をよぎって考えにふけり、眠れなくなることがあります。

そして、その感情のもととなっている事柄は、実はとても端的で単純だったりするのです。

難しく考えて煮詰まって、その不安から、意図せずにすれ違うこともあるのでしょう。

3行目の表現は、”私たち”みんなが流されているという、社会の風潮を指摘しているようにも感じます。

時の流れに身を委ねて

どうしようもない夜に

揺られちまえよ
くっだらない夜に乗ってさ
ねぇ
Ah Ah Ah Ah

出典: 地球儀 with Vaundy/作詞:Vaundy 作曲:Vaundy