山下達郎

日本のシンガーソングライター、ミュージシャンです。

1970年代から昭和歌謡から脱却した洋楽的なポップスを製作し日本の音楽界に大きな影響を与えました。

1980年代末に出現したJ-POPの下地を作ったミュージシャンと言われているそうです。

レコーディングではボーカルだけではなく、編曲やギター、シンセサイザーやパーカッションまで手がけるそうで、ほとんどひとりで演奏してしまった曲もあるのだとか。

シュガー・ベイブ時代

大貫妙子らとともにシュガー・ベイブというバンドを結成し、コーラスワークに重点を置いた音作りで当時としては音楽性の高いサウンドを作り上げていました。

1975年にアルバム『SONGS』をリリースしますが商業的には成功せず、1976年にバンドは解散します。

高気圧ガール(山下達郎)の隠された歌詞の意味を徹底解剖!CMソングにもなった今作を紹介♪【コード譜】の画像

ソロになって

ソロになったのはシュガー・ベイブが解散してしまって仕方なくだったそうです。

1960年代のテイストを愛し、レコード・マニア的な趣味性を持つ高クオリティな楽曲を志向していた山下は、バンドが商業的に成功しなかったことで、方向性を見失っていたと言います。

でもそこで自分の音楽的な力量を判断しなければならないと考えました。

思いきって山下達郎は全曲アメリカ・レコーディングによるアルバム『CIRCUS TOWN』を完成させ、1976年にはソロ・デビューを果たします。

またシュガー・ベイブ時代から様々なミュージシャンの楽曲に参加していました。

1979年にはファースト・ソロ・シングル「LET'S DANCE BABY」のB面曲「BOMBER」がスマッシュヒットします。

作曲家として生きていくことも考えていた山下でしたが、徐々に状況が好転しはじめたそうです。

様々なアーティストの音楽プロデューサー、シンガーソングライターとして活躍を続けます。

1979年に発表した「MOONGLOW」が徐々に売れはじめました。

1980年に手がけた5作目のアルバム『RIDE ON TIME』がアルバム・チャート1位になるなど、ソロ・デビュー4年目にしてブレイクを果たしました。

現在までに27枚のソロ・アルバムをリリースし、またシュガー・ベイブ時代の楽曲も高く再評価されています。

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山下達郎のヒット曲

「クリスマス・イブ」

アルバム『MELODIES』に収録された「クリスマス・イブ」が有名ですね。

雨は夜更けすぎに〜♪と歌を聴いたらこの曲のことかと思い出す人が多いと思います。

クリスマスが近づくと街中でメロディが流れるクリスマスの定番ですよね。

1983年に発表された曲ですが、ヒットしたのは1988年にCMソングに使用されてからだとか。

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「さよなら夏の日」

すべての演奏を自分で行った初めてのシングルだそうです。 山下の様々なベストアルバムに収録されている代表曲の1曲だと思います。

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山下達郎の名曲「高気圧ガール」とは?

1983年に発表された『MELODIES』というアルバムの先行シングルであり、全日空のCMソングになったのが今回取り上げる「高気圧ガール」です。

YouTubeで「高気圧ガール」が流れる全日空のCMをみる