米津玄師の魅力とは?

最近、日本で芸術文化の革命が起きようとしています。

アーティストであり歌手であり楽曲から映像まで自身の作品にとことんまで向き合うマルチな鬼才アーティスト米津玄師

TVという情報に一切出ることなくただ、作品を作り続ける彼の世界観が今、日本で爆発的な人気や支持を得ています。

これは、彼の芸術が世界観が認められるべくして認められた時代になったんだという新しい日本の芸術文化の幕開けが始まる現象ではないでしょうか。

そうです。彼の出現は日本の芸術文化がようやく新しい段階に移った証拠でもあるのです。

米津玄師恐るべし!

いったい彼の魅力とは何なのでしょうか。

今回は、彼について筆者なりの解釈で彼の重要アルバム作品の中の「街」という楽曲について解説していきます。

米津玄師の歌について

米津玄師の歌声は、攻撃的にワイルドに歌いきってみせていても何か彼の優しさを感じるのは、筆者だけでしょうか。

また、鬱病でもあった当時の彼の楽曲はほとんどネガティブな思想を書いています。

しかし、それは、そんな中でも一握りでも救ってくれる希望のようなものが散りばめられている楽曲の数々であると思います。

そこには、彼の真の優しさと強さがあるのではないでしょうか。

表向きはネガティブですが、彼の本音は違うんだよということがかえってリスナーを救ってあげている方向に持っていっているそんな彼の強さを感じます。

なぜこんなにも米津玄師に惹かれるのか?

彼の歌声に救われるリスナーは、少なくないのではないでしょうか。

彼の歌声のその強さと優しさは、いつの間にか私たちを癒して包み込んでくれます。

だから共感できるのではないでしょうか。

だから米津玄師に惹かれるのでは。

「街」はどのアルバムに入っているの?

【米津玄師/街】美しい言葉で紡ぐ歌詞の世界を解釈!!アルバムの世界観がこの1曲の中に凝縮されている!の画像

「街」は米津玄師の初の1枚目のオリジナルアルバム「diorama」の中の1曲目に入っています。

「diorama」は米津玄師の出世作品でもあり、彼にとって最重要なアルバムの1つです。

アルバム「diorama」について

ジオラマ (仏:diorama) は、展示物とその周辺環境・背景を立体的に表現する方法で、博物館展示方法の一つである。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ジオラマ

「diorama」というアルバムは、自分の想いと自分の周りの環境だったり、彼の抱えている問題だったりを繋ぐものを「街」という存在で表現しています。

また「街」は、彼独特の世界観と自分と他人を繋ぐもの、人と人とを繋ぐものについてをテーマとして表現してあります。

それは誰もが持っている想いと同じでもあり、それは「街」という存在として誰もが「ああこれわかる。」と共感できるのではないでしょうか。

「diorama」という言葉そのものが、彼にとっては「街」なのでしょう。

「街」の魅力とは?

「街」は、彼の伝えたかった「diorama」のアルバムの想いやメッセージをこの1曲目に凝縮して形にした1曲闘魂の楽曲です。

「街」とは米津玄師にとってどんな存在なのか?

彼にとって「街」とは人と人とが繋がる場所のこと。また、逆に繋がりにくい場所という存在であるように思います。

沢山の人達が共有している場所「街」。

ですが、誰もが自分の想いを伝えることができないロボットのように歩くしかなく、そして繋がろうとしても繋がらずに通り過ぎていくしかないのでしょう。

けれども、後で説明しますが歌詞の中で「朝」という言葉を使っています。

この意味としては、いつもと変わらない「街」の情景だけど止まることを知らない「街」についての人の想いの流動性に少し光が挿しているようです

彼のネガティブなんだけど、一握りの希望の光を表すメッセージが伝わってきます。

街の曲にまつわる情報 街は米津玄師さんの1stアルバム「diorama」の1曲目に習得されている曲です。 diorama [ 米津玄師 ] 「diorama」というアルバムタイトルが示しているように、...