邪馬台国の女王・卑弥呼
ジャケットデザインの遊び心
ここで今一度、「ZIPANG」のジャケットデザインをみてみましょう。
コンクリート壁の落書きのようなラフさ。
そしてよく見るとあちこちに散りばめられた日本モチーフ。
<反骨精神vs日本の伝統美>という相反する要素が同居しています。
歌舞伎の隈取や虎&松の木の水墨画、和装の女性の絵。
ちょっぴり不可解な日本語。
裏面にはトライバルな模様もプリントされています。
遊び心がありとてもロックなデザイン。
お洒落で現代的な日本のイメージを打ち出しているようにみえます。
「ZIPANG」MVまとめ
日本の歴史上の伝説の人物や、人間と人外の中間の存在。
HYDE氏はそれらになりきることで、日本の歴史を物語ったのかもしれません。
<それをすべて融合したものが、MVのHYDE氏の出で立ちに繋がった>
そう考えられないでしょうか。
そしてファッションの演出にもこだわりがみられます。
・黄金の腕輪や指輪(=古代のアクセサリー)。
・頭の黄金の冠(=権力や威光)。
・額の点はヒンドゥー教のチャクラ(=日本に伝来した宗教)。
勝手な想像ですが、こんなふうに捉えることもできます。
もっと深読みすれば、いろいろな憶測が可能でしょう。
布の動き=炎
日本の歴史の進展に欠かせない“炎”。
これを銀の長布に託して表現したとも考えられそうです。
HYDE氏の背後で立ちのぼる布はまるで炎のよう。
古代では炎(=熱)を制したものが権力を手にしたことでしょう。
土器を焼く、鉄を溶かすなど文明の進化に一役買った炎。
日本文化と密接に結びつくアイテムです。
黄金色の日本の美しいビジュアル
この「ZIPANG」MVにはすばらしい日本の景観がたくさん登場します。
古き良き建造物や仏像、紅葉、月と太陽…。
日本に住む私たちでさえ何度も眺めたくなるほど素敵な光景。
そしてHYDE氏やYOSHIKI氏という希代の黄金級の才能も日本で生まれました。
日本の黄金色の宝はなにも風景や建築物、宝飾品だけではありません。
独自の音楽や才能を持つ人も、ZIPANGにとって黄金のように価値のあるものなのです。
HYDE氏×YOSHIKI氏の最強タッグ曲!
YOSHIKI feat. HYDE【Red Swan】歌詞解釈!「進撃の巨人」の世界感に浸ろう - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
話題騒然だった「進撃の巨人」シーズン3のOP曲。YOSHIKI自身が傑作と自負した「赤い白鳥」の歌詞に込められた想いとは何か。物語の内容と重ね合わせながらその真相に迫ります。
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