やんちゃなガールズバンド?

【今日が終わってく/Hump Back】ライブの臨場感を味わえるMVが必見♪歌詞の意味を解説の画像

Hump Backを初めて聴いた時、ヴォーカルは男の子だと思ったのを覚えています。

ところがれっきとしたガールズバンドだと知り、驚きと嬉しさを感じました。

こんなやんちゃなガールズバンドが出てきたんだ!

かわいい、カッコいい、それとはちょっと違うバンド

ほんのちょっと違うだけで、私には個性的に聴こえました。

なにか惹きつけられるようなメロディーと印象に残る歌詞の数々。

そんなHump Backの4曲入ったシングル「拝啓、少年よ」から「今日が終わってく」を一緒にみていきましょう。

Hump Backの現メンバー

Hump Backは3人組のガールズバンドです。

ところが2009年の結成からかなりメンバーチェンジをしているので、ここで少しメンバー紹介しておきます。

軽音部からスタート

【今日が終わってく/Hump Back】ライブの臨場感を味わえるMVが必見♪歌詞の意味を解説の画像

高校の軽音部が始まりのHump Back。

そのときから今残っているメンバーは、ヴォーカル&ギター担当の林萌々子のみです。

当時はチャットモンチーのコピーバンドで、やはり3人組でした。

いろいろなメンバーの入れ替わりを経て、2016年に現体制になります。

ベース&コーラス担当のぴかドラム&コーラス担当の美咲、そして林萌々子の3名です。

私が男の子だと思ったのは、林萌々子の歌声でした。

高いけれど力強くて、高音の出せる少年だとばかり思っていました。

その歌声もとても衝撃的だったです。

耳に残る、印象的な声色に、やんちゃな少年をイメージしました。

でも演奏を終えると、3人とも笑顔の素敵なガールズなのです。

戦友のようなバンド名

大阪の出身のパンチのある女子たち、Hump Back。

オリジナルメンバーは林萌々子だけですが、Hump Backというバンド名もずっと一緒に歩いてきたそうです。

物も捨てられないタイプの林萌々子。

愛着のあるこのバンド名と”いっしょに墓に入ったろと思ってる”とインタビューで話しています。

古くからのファンには、嬉しいエピソードですね。 

やっぱりライブが大好きなバンド

3人ともライブが大好きで、精力的に各地でライブ活動をしています。

フェスティバルにもよく参加しているので要チェックです。

ライブの様子が伝わるMV

今回ご紹介する「今日が終わってく」のMVライブの臨場感が伝わってくる内容です。

それもそのはず、ミニアルバム「hanamuke」リリースツアー最終公演の映像が使われています。

3人の温かくメッセージ性のある演奏が再現されたMVです。 

早速、そのライブの世界へ飛び込んでみましょう。

「今日が終わってく」を聴いてみよう

表情などは本当に普通の女の子なのに、飛び出す音楽はやはり”少年”をイメージさせます

負けを認めている少年に、喝を入れてる曲という感じです。

イントロは繊細だけれどキレのいいギター爽やかなリズムを刻むドラム軽やかなベースライン

ライブの始まりを楽しむかのようです。

歌が始まると少し気だるい雰囲気を出すために、動きを抑えてシンプルに演奏しています。

だんだんとサビへ向かって徐々にクレッシェンド。

無駄のない、どの音も大切な曲構成の盛り上がりです。

”今日が終わってく”と叫ぶように歌うサビは、3人の息がぴったりで心の奥まで音が響いてきます

2番に入る前と、曲の終わりのギターの下降はサラリとカッコいいです。

こういうところがセンスいいなぁと感じます。

ベースドラムも、ヴォーカルのソロの後の入りが絶妙で、気持ちが入ってるいいサウンドです。

帰り道、”今日が終わってく”と呟いてしまうような、胸にしみる曲でした。

ダメな僕