宮本浩次【Do You Remember?】歌詞の意味を徹底解釈！かつての夢に男が馳せた想いとは

歌詞の主人公はBメロで自分の夢が無くなるようだと言っていました。

それにも関わらず、相手の夢を継ぐと言っています。

この相手は、ガードレールの側で悲しんでいた男性でしょうか。

具体的な説明が一切ないのでわかりにくいですが、主人公はまだ夢を失っていないのだと思います。

相手が夢を捨てそうなのを目撃し、激しい心情を吐露しているのではないでしょうか。

あのときにきみが見ていた風景を、俺が見続けてやる。

そう言っているのかもしれません。

夢に対しての一種の決意表明のようなものでしょう。

そしてきみには別れを告げ、新しい世界へと出発しています。

もしかすると、相手は以前の自分なのかもしれません。

昔の自分に別れを告げたとも考えられます。

主人公が公園にいたのは、いつ頃でしょうか。

公園という場所は、幼稚園生から青年、老人に至るまで誰でも利用する場所です。

主人公がいたのは小さい頃かもしれませんし、大人になって夢を語っているときかもしれません。

いずれにせよ、聴き手が自分の経験を投影できる巧みなシーンになっていると思います。

主人公は夢を夢だと理解していたのでしょう。

叶わないかもしれないと感じていたのかもしれません。

しかし彼は、あきらめなかったのだと思います。

闇雲にやってみようと考え、これまで突き進んできたのでしょう。

しかし、そんな彼に心はついてこれていません。

そこで自分の心の位置から、もう1度世界を見渡してみようと思ったのだと思います。

そして全身全霊で、自分の愛したすべてを肯定しようと言っているのです。

悩んでいても答えなどないと悟ったのかもしれません。

考えて答えが出ることもありますが、人生や夢については答えがないことも多いからです。

悩み続けるより、信じ続けることを選択したのでしょう。

1番で塞ぎ込んでいた男性が、前に進もうとしています。

自分が動き出せば、実りある景色がついてくるとわかったのでしょう。

塞ぎ込んだ状態で正解を求めても、誰かがどうすることはできません。

太陽ですら、不穏なイメージに変わってしまうからです。

しかし、自ら変わることによって、多くのものを得ることができるのです。

男はそれに気がついて、進みだそうと思ったのでしょう。

地位やお金、成功がなくても、自分の意思と健康な体があればそれで十分だとわかったのです。

そして宮本浩次は、また叫びます。