スキマスイッチの前座で歌われた曲!

【松室政哉/海月】ピアノの調べに乗せた想い…歌詞&MV解説!プロジェクションマッピングが別世界へ誘うの画像

松室政哉(まつむろせいや)が満を持してリリースするメジャー初のシングルが「海月」。

2018年9月19日にリリースされる「海月」は、ファンタジックな世界観で涙を誘う楽曲です。

「海月」はくらげと読みます。海の月がくらげなんて面白いですね。

スキマスイッチの全国ツアーでは前座として披露され、多くのファンをどよめかせました。

すでに「平成最後の泣き歌」と話題になっていて、とても美しいメロディーが心に響きます。

しんみりとした気分なときに、聴いてみると不意打ちを食らったように涙が出てくるかもしれません。

皆さんも、ちょっと行き詰ったときに聴いてみることをおすすめします!

プロジェクションマッピングを駆使したMVはこちら

MVの中では松室政哉がピアノを弾く姿が印象的。

そして何よりファンタジックな世界を映し出すプロジェクションマッピングが素敵です。

まるで薄暗い夜の海の中にいるよう。

くらげの映像が次々と浮かび上がります。

「海月」は松室政哉が10代の頃から歌い続けている曲だということ。

この曲に対するこの上ない感情が映像と曲を通して伝わってきますね。

美しくキラキラと輝くMVがとても感動的です。

感動的なMVを解説

感動的なMVの監督を務めたのは映像ディレクターである大澤健太郎

類まれなるライティング技術でキラキラと光り輝く海の中を表現。

くらげと海の月の両方を想像させる映像が幻想的な世界観を演出しています。

「海月」のタイトルから想像できるイメージにぴったりですね。

映画のような世界観が抜群にいい!

床に写る光はまるで本物の海の中のよう。

また、海の中の泡を表現しているのはシャボン玉でしょうか?

サビに入る直前にぶわっと光が床から広がるシーンがすごく綺麗。

そしてサビでは薄暗い海の中で松室政哉がピアノを弾く姿が強調されています。

今までの松室政哉はギター演奏をすることが多く、ピアノを弾くイメージはなかったので新鮮ですね。

松室政哉自身もピアノ演奏の部分に注目してほしいと語っています。

ピアノに注目しながら見てみると、松室政哉にはこんなこともできるのかと感心してしまうはず。

そして彼自身もプロジェクションマッピングの美しさに感動し、そのまま何も考えずに歌えたそう。

そして何より「海月」の美しいメロディーが、この映像美をさらに美しく演出しています。

まるで映画を見ているようなMVを、どうぞじっくりと堪能してみてください!

涙を誘う歌詞を解説

聴いて涙する人が続出中の「海月」。

歌詞の内容は一体どういったものなのでしょうか?

作詞作曲は松室政哉本人。

歌詞には松室政哉自身の恋愛観が映し出されているようです。

ではさっそく、歌詞の意味を紐解いていきます。

苦しんでいる「君」への想いを綴る

こんなに君のこと想えば想うほど苦しくなる
この手伸ばせば触れられるくらい近くにいても

俯いた瞳から溢れてくその記憶を拭うために
僕に出来ること ずっと探してるんだ

出典: 海月/作詞:松室政哉 作曲:松室政哉

美しいピアノの調べと共に、曲がはじまります。

主人公には好きな人がいて、でもその人とは結ばれていないのでしょうか?

いや、例え結ばれていたとしても心の中では結ばれていないような気がしているのでしょう。

ドキドキする重苦しい恋愛模様が連想できます。

愛する人が苦しんでいると、自分まで苦しくなるもの。

この曲の主人公も愛する人が苦しんでいることが悲しくて仕方がないようです。

「君」はどんな理由で悲しんでいるのでしょうか?

失恋か、愛する人の死か、いろいろな解釈ができると思います。

しかし、原因がどうこうよりも主人公にとっては「君」がどうすれば悲しみから解放されるかが大切なのです。

聴いているだけでよく分からない感情が内側からこみ上げてきて、胸が熱くなります。

夜の海から思うこと