「ひとりじゃないのよ」とは
KREVA2枚目のシングル
「ひとりじゃないのよ」は、2004年10月20日にリリースされた2枚目のシングルです。
このシングルは、女性シンガー「SONOMI」とフィーチャリングしています。
なので正式なタイトルは「ひとりじゃないのよ feat.SONOMI」となります。
SONOMIは、2000年にKREVAによって見出されたシンガーです。
このシングルがリリースされた翌年、カバーした「一人じゃないのよ」という曲を、1枚目のシングルとしてリリースしています。
KREVAのツアーなどにも参加していて、交流のあるアーティストの一人です。
ちなみに「ひとりじゃないのよ」は、作曲:SONOMI、作詞:KREVAとなっています。
また、KREVAのシングルとしては初の女性とのコラボ曲ともなりました。
これは後のシングルを見てみても珍しいパターンです。
リリースされた同年の3月には、所属グループ「KICK THE CAN CREW」の活動休止が発表されました。
それも相まって新たな気持ちで進んでいくKREVAの決意が、そこにはあったのかもしれませんね。
収録アルバム情報
それでは「ひとりじゃないのよ」の収録アルバムを1枚ご紹介します。
それが、2008年3月19日にリリースされた初のベストアルバム「クレバのベスト盤」です。
オリコンアルバムチャートでは、4位を獲得しています。
初のベストアルバムということもあり、それまでのシングル曲を全曲収めています。
全16曲から構成されており、その中でも16曲目の「あかさたなはまやらわをん」は新曲となっています。
また、シングル曲の他にも人気の高いアルバム曲なども収録されています。
ちなみに「ひとりじゃないのよ」は、13曲目に収録されています。
KREVAの楽曲をまだあまり聴いたことのない人や、もう一度聴き直したい人にオススメのアルバムとなっています!
歌詞
それでは次に歌詞のご紹介をしていきます。
この「ひとりじゃないのよ」の歌詞は、KREVAがリアルな気持ちを綴った内容となっています。
活動休止や新たなスタートをきったその時のKREVAの心境を感じられる、そんな歌詞になっています。
KREVAとSONOMIの想い
それじゃ始めますか クレバとソノミ
やつれた心に望少しでもあげたくて
二人で共にのっかってくぜ このBEAT
出典: ひとりじゃないのよ/作詞:KREVA 作曲:SONOMI
これは冒頭の歌詞になります。
とてもシンプルな歌詞ですが、落ち込んだり凹んでいる人たちに送る応援歌のような曲であることが記されています。
これは、おそらくKREVAとSONOMIの2人の想いが綴られている大切な歌詞です。
この歌詞を読んでいるだけでも、これから始まる音楽にワクワクしてしまいますよね!
ネガティブだからこそ生まれる言葉
逃げ出したくなる
泣きたくなることもあるだろう
間違いなく そんな時だからこそ
書きたくなる オレの言葉
出典: ひとりじゃないのよ/作詞:KREVA 作曲:SONOMI
人ってネガティブな時ほど、たくさんの考えが頭の中を駆け巡ります。
考えが駆け巡るということは、それだけたくさんの言葉が頭の中を行き交っているということでもありますよね。
KREVAは、そんな時だからこそチャンスだと言い換えています。
人は悩んだ分だけ成長する、なんていう人もいるくらい悩むことって後に、プラスになることなんですよね。
それを思えば、今悩んでいることって、これから訪れる幸せの過程にしか過ぎないのだと思えてきます。
でもこの過程が、しっかりしたものでないと結果は・・・ということになります。
この歌詞を見た時、筆者も驚きました。
ネガティブなことが、悪いことなんじゃないということを教えてくれる「希望」をもらえる歌詞です。
まだまだやれる!
正気 狂気 境目辿り
鏡の中真っ赤な目の顔に
一発 喝!あげる名のり
できることまだまだあんだろ
だからまだ固まんなよ
イメージはそうだ水のように
自然にいつも通り flow!!
出典: ひとりじゃないのよ/作詞:KREVA 作曲:SONOMI
この歌詞は2番の歌詞になります。
毎日、絶望に打ちひしがれ泣き腫らしている人に、気合いをいれてくれる歌詞です。
自分の可能性を、自分で潰さずに考えて前に進め!といわれているようですね。
大きな手で背中をドンッと叩かれたような気持ちになります。
冒頭でもいっていた「希望」を感じさせてくれる、素敵な歌詞です。