いつもいつだって一緒にいたいのです。
気持ちを隠すことも、駆け引きをすることもしたくない。
ただただ、彼女への気持ちを残すことなく開放してしまいたいのでしょう。
飾り立てる言葉もいりません。
しがらみも、これまで積み上げてきたものも、その全部を脱ぎ去ってでも。
君だけとずっと一緒にいることができるのならそれでいいのです。
願い
もしもこれが本当の恋ならば。
君との日々はずっと続いてゆくはずなのです。
彼女への想いを大声で叫ぶことができたなら今の苦しみから解放されるのでしょうか。
ここまでの歌詞では、主人公の願望を多く語っています。
つまり、現状は彼女への愛情は感情をさらけ出してはいけないものなのです。
そして、真摯に伝えてはいけないものだということなのでしょう。
運命というのならば
今度こそ本物なんだって 君が言うのなら
小便臭い十代の恋を 笑い飛ばしてくれ
出典: ボレロ/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
これが最後の恋と信じて、最後の恋であってほしいという願望です。
ふたりの出会いは運命で、これが最後の恋だと彼女は言っています。
だとしたなら。
過去の恋愛は、子供じみていておままごとのようなごっこ遊びの恋としたいのでしょうか。
本物はひとつしかありません。
運命の相手もひとりしかいないのです。
彼女との恋が本物でお互いが運命の相手ならば、過去の恋なんか捨ててもいい。
君が「この恋はきっと本物。ふたりは結ばれる運命にあるの。」
そう言ってくれるのなら、過去も過去からつながる今も全て要らない、ということでしょうか。
このままずっと
本能のまんま自由にして
夜のベランダで 裸のまんまで 暮らしたい
ひるむ事のない 想いは明日へと
続いてく 続いてく
出典: ボレロ/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
気持ちの向く方向へ抗うことなく恐れずに彼女への愛を深めていくことを決めたのでしょうか。
何も恐れず誰にも後ろめたさを感じることなく想いのままに生きていくのです。
どんなに責められても、批判の嵐にあっても君への想いは変わることはありません。
そして、この恋は未来永劫ずっと途切れることはないのです。
最後の歌詞ではそれを願うかのように繰り返しています。
いつか、彼女への想いを大声で叫ぶことができるそんな日を待ちわびているかのようです。
一瞬の幸せの存在感
ひと口に恋といっても、そこにあるのはひとつの感情だけではありません。
さまざまな感情が混ざり合って、響き合って、恋というものはできていくのでしょう。
幸せ、嫉妬、罪悪感、苦悩、悲しみ、もどかしさ、切なさ。
まるでボレロのように初めはたったひとつの感情から芽生えるのが恋です。
その恋がやがては様々な音色に彩られていく様がボレロの音色と共に描かれています。
恋の苦悩を身体いっぱいに感じながらも、未来への希望も忘れてはいません。
苦悩と希望が割合を変えながらただ流れるように続いていくのが恋なのです。
この曲は、苦悩に満ちた恋を想像しながら時折姿を見せる一瞬の幸せが救いのようなものとなってます。
その一瞬の幸せの存在感によって、恋の苦悩がより引き立つのでしょう。
ミスチルをもっと!OTOKAKEおすすめ関連記事
【Mr.Children(ミスチル)のPV】おすすめ人気ランキングTOP10!感動できるPV多数!! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
時代や年代、世代を超えて、愛されリスペクトされるアーティスト、Mr.Children。彼らは楽曲のみならず、PV制作にも並々ならぬ力を注いでおります。この記事では、ミスチルのPVランキングTOP10を発表いたします!
【Mr.Children】2018年最新版!おすすめ人気ランキングTOP10とは?歌詞解説&MVも♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
名曲揃いなMr.Childrenの楽曲ですが、特に人気の10曲をランキング形式で発表します♡MVやライブ動画も一緒にチェックしていきましょう!
無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!
今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね