アルバム「PROUD」よりもストレートに表現された歌詞に注目!
2016年3月30日にリリースされたアルバム「PROUD」、そしてそれを引っさげて行われたツアーは清水翔太さんの新たな可能性を感じさせる作品でした。
そのツアーの中で新曲として披露されたのがこの「My Boo」です。
「PROUD」では裏の意味を込めた曲が多数入っていましたが、この「My Boo」はそれらとは違いストレートな思いをつづったラブソングになっています。
今、この時を詰め込んだ楽曲「My Boo」
清水翔太さんは今まではあることを意識してラブソングを作ってきたそうです。
- 女性を意識した歌詞を考える
- いつの時代でも共感できるようなエバーグリーンな曲を作る
この2つを取り入れることをラブソングのテーマにしていたそうですが「My Boo」ではそのテーマを取っ払って制作されました。
完全に男性目線。そして、清水翔太さん自身が普段ナチュラルに感じることや日常的に使う話し言葉が多く入っています。
ちゃんと歌詞を書こう!と取り組んだというよりも、ラフにメールを打つような気分で書いたという「My Boo」だからこそ、ティーン世代に半端ない共感を得られるのかもしれません。
あえてスラングを使ったインパクトのあるタイトル
タイトルを見た時に「My Boo」の「Boo」って何?と疑問に思った人も多いと思います。
「Boo」はアフリカ系アメリカ人が主に使うスラング言葉で、彼氏や彼女を意味する言葉です。「愛しく大切な人」というニュアンスで男女どちらでも使えますよ。
スラングというのは隠語のことで「DQN」や「wktk」のようにわかる人にはわかるけど、わからない人には何を言っているか全くわからない言葉ですね。
「My Boo」歌詞の意味
何気ないリアルな日常
二人で出掛けるとき
俺のGIVENCHY それとGALAXY君が持って
同じ歩幅 ポケットの中
手つないだら perfect
出典: http://j-lyric.net/artist/a04d74f/l03c645.html
今までの歌詞では「僕」という一人称が多かったのですが、今回は「俺」に変わっています。かなり素の清水翔太さんに近づいているのがわかりますよね。
「GIVENCHY」というのは清水翔太さんが好きなブランドで、今回の歌詞の意味では財布のこと。「GALAXY」は携帯のことですね。
財布と携帯はなかなか人に預けられないものですから、相手に持ってもらうというのは強い信頼関係がうかがえます。
彼女が自分の携帯と財布をもって、ポケットの中では手をつないでいられるのが幸せだという歌詞ですね。
まだわかんないとこもあって
俺も全然子供だしね
喧嘩して嫌んなって
だけどbye-byeする気はないぜ
出典: https://twitter.com/SSyohta/status/886139593136914432
お互いが好き同士で付き合っても相手のことを理解できないこともあります。
ちょっとしたことでイラっとすることもあれば喧嘩したりすることもあるんです。でも、それはもっとわかりたいと思っているからの行動なんですよね。
普段なら、なかなか言えない言葉を音楽に乗せて。
二人でいられるならbaby
世界中どこだって平気
俺が良いとき君が笑って
君が良いとき俺が笑って
出典: https://twitter.com/SSyohta/status/886456682162774016
今まで色んな人と会って
自分がどういう男かって
本当の意味で理解させてくれた子はいない
君以外
出典: http://j-lyric.net/artist/a04d74f/l03c645.html
「二人でいればどんな困難も乗り越えられる」という想いはなかなか伝えにくいことですが、歌詞になっていると自然と言えてしまうのは不思議ですね。
清水翔太さんの心にある素直な気持ちが響きます。
自分自身がどういう人間なのかは人と付き合うことでわかってきたという清水翔太さん。
そして、自分がこれほど人を愛せる人間だったということに気付かせてくれたのは「君」だけだと、まさにプロポーズのようなフレーズですね。