ピアノになかなか挑戦しなかった本当の理由もここで明らかになりました。

それは挑戦してみて出来なかったらかっこ悪いという想いから。

ミュージシャンという立場を考えれば、確かにそれを恥だと感じる気持ちもわかります。

そして辛い経験というのは、楽しい経験よりも強く残るものですよね。

そのかっこ悪さが今後の人生で尾を引いていくことが、彼は何より怖かったのでしょう。

そして結局は「始めるには遅すぎる」と言い訳をして諦めていたのです。

そんな過去の自分に対して、徒競走の思い出のように取り戻せないものもあるんだと言い聞かせるような幕切れになっています。

今やりたいことがあるとして、そのことにいつまでも挑戦出来るなんて保障はありません。

だから挑戦するべきときというのは「やりたい」と思った瞬間なのだということをこの曲は教えてくれます。

かっこ悪いエピソードも語るから説得力がある

UVERworld【Just break the limit!】歌詞解説!あなたも限界を突破しよう!の画像

今回はUVERworldの「Just break the limit!」を紹介しました。

メッセージ自体が熱いというのはもちろんのこと、この曲のすごいところは、TAKUYA∞がかっこ悪い部分までちゃんと綴っているというところではないでしょうか。

何度も諦めて来たこと、諦めたが故に二度と叶えられなくなってしまったこと。

それらを飾らない形で語っているからこそ、続く言葉にも説得力が出てくるのです。

自分の失敗談というのは、人に語りたいようなものではありません。

それを語れること自体が、TAKUYA∞の強さを表しているのだとこの曲を通して感じることができました。

こんなアーティストもオススメ!

最後にUVERworldが好きだという方にオススメのアーティストを紹介しておきます。

[ALEXANDROS]も彼らと同じように、楽曲にいろんな要素を取り込むことに挑戦する姿勢がカッコイイバンドです。

ヘビーなサウンドにも、両者近しいものを感じさせます。

きっと気に入っていただけるはずなので、以下の記事も是非目を通してみてください!

ゲーム主題歌に起用された[ALEXANDROS]の『アルペジオ』。自分の存在をアルペジオの構成音になぞらえ、一人で生きる美しさを歌っています。あなた自身が持っている「あなた」の存在を認め、守り抜くことができるのはあなただけ!『アルペジオ』の歌詞に迫ります。

昨年フジテレビ系ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」 の主題歌にもなった[Alexandros](アレキサンドロス)の「Swan」の歌詞を紐解いていきます。

疾走感あふれる[Alexandros]の記念すべき1stシングル「city」。言葉とは、自分自身とは、という普遍的な問いもドロスの手に掛かればたちまち躍動感に満ちたロックな表現に変わります。ドロスの出した「言葉」に対する問いと答え。徹底解釈していきます。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね