ピアノになかなか挑戦しなかった本当の理由もここで明らかになりました。
それは挑戦してみて出来なかったらかっこ悪いという想いから。
ミュージシャンという立場を考えれば、確かにそれを恥だと感じる気持ちもわかります。
そして辛い経験というのは、楽しい経験よりも強く残るものですよね。
そのかっこ悪さが今後の人生で尾を引いていくことが、彼は何より怖かったのでしょう。
そして結局は「始めるには遅すぎる」と言い訳をして諦めていたのです。
そんな過去の自分に対して、徒競走の思い出のように取り戻せないものもあるんだと言い聞かせるような幕切れになっています。
今やりたいことがあるとして、そのことにいつまでも挑戦出来るなんて保障はありません。
だから挑戦するべきときというのは「やりたい」と思った瞬間なのだということをこの曲は教えてくれます。
かっこ悪いエピソードも語るから説得力がある
今回はUVERworldの「Just break the limit!」を紹介しました。
メッセージ自体が熱いというのはもちろんのこと、この曲のすごいところは、TAKUYA∞がかっこ悪い部分までちゃんと綴っているというところではないでしょうか。
何度も諦めて来たこと、諦めたが故に二度と叶えられなくなってしまったこと。
それらを飾らない形で語っているからこそ、続く言葉にも説得力が出てくるのです。
自分の失敗談というのは、人に語りたいようなものではありません。
それを語れること自体が、TAKUYA∞の強さを表しているのだとこの曲を通して感じることができました。
こんなアーティストもオススメ!
最後にUVERworldが好きだという方にオススメのアーティストを紹介しておきます。
[ALEXANDROS]も彼らと同じように、楽曲にいろんな要素を取り込むことに挑戦する姿勢がカッコイイバンドです。
ヘビーなサウンドにも、両者近しいものを感じさせます。
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