見飽きたこの街が クリスマスみたいに光る
そんな瞬間 今日も僕は探してる
苛立ちの毎日 行き詰った暮らしを
洗うような煌めくハーモニー
出典: Melody/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
主人公は何かをずっと探しているようです。
一体何を探しているのでしょうか?
クリスマスみたいにキラキラと光る街並み。
そう、まさにイルミネーションで鮮やかに彩られたような。
そんな瞬間がこの街のどこかに毎日あったらどうでしょう。
ちょっとの嫌なことも、なんだか忘れられる気がしますね。
毎日の暮らしの中でこの時期にしかない光景です。
それを主人公はずっと探しているようですね。
なぜでしょうか?
日常の中でそんなキラキラとした瞬間を求めるのにはどんな理由があるのでしょうか。
歌詞の続きを見てみます。
暖かくて賑やかさを求める、孤独感からの解放
頼りなくて 人恋しくて 心切ない夜は
時間なんて早く進んでしまえばいいのに
きっと同じように夜空を見上げてる人が
どこかの町にきっといるはず
出典: Melody/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
ここでは”孤独”を感じている主人公の気持ちが伝わってきます。
私たちにもありますよね。
人知れず、人恋しくなってしまう夜が。
なぜか感傷的になり心もとないというか、独りでは不安な瞬間ですね。
そんな時は、この歌詞にでてくる主人公のように「速く時間が過ぎればいいのに」。
そう願ってしまう気持ちも分からなくはありません。
きっとこの主人公は、日常的にいつもそういった気持ちをもっているのかもしれません。
だからこそ、心が弾むメロディーのような瞬間を、日常にも求めているのです。
自分だけのメロディーをみつけよう
心が洗われていくよう
突然の夕立に 木々が濡れて光る
そんな瞬間 運命を受け入れる
無駄なものは何も 無意味なものは何も
ありはしないと素直に思えてくる
出典: Melody/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
想像してみてください。
今までの人生で起こったことすべて”無駄ではなかった”と思えることを。
素直にそう思える瞬間が、私たちの人生の中に何度も訪れると思います。
特に年齢を重ねれば重ねるほどそれが理解できていくものです。
若いときはそんなこと思えなくて、愚痴を言ったり投げやりになったりします。
でも、ある時自分の人生を立ち止まって振り返ってみると気が付くのです。
「すべて無駄じゃなかったんだなぁ」ということに。
自分の人生に降りかかる色々な事が今の自分を作り上げる上で必然なこと。
心が洗われていくように素直にそう思える瞬間があります。
運命を受け入れることは、辛いだけではないのかもしれませんね。
自分だけのメロディーを見つけたい
もしも違う景色見てても 同じこの地球の上
必ずどこかで繋がっているはず
見飽きたこの街が クリスマスみたいに光る
そんな瞬間 今日も僕は探してる
涙を微笑みに 悲しみを喜びに
塗り替える そんなメロディー
苛立ちの毎日 行き詰った暮らしを
バラ色に染めてくハーモニー
出典: Melody/作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
「Melody」で伝えたい事はすべてこの歌詞の最後から4行目に集約されているようです。
つならない日常、苛立つ毎日、悲しみや淋しさ。
そういったものを自分で切り替えるためのメロディーを見つけよう。
そんなメッセージが込められていると思いました。
思考だけでどうにも切り替えられない感情があります。
聴くだけで感情を変化させることができる音楽のようなものが必要なのかもしれません。
自分だけのメロディー。それを見つけられたら、あなたの日常もきっとキラキラになる!
そんな希望が感じられる内容だとは思いませんか?
筆者はそんな気がしています。
これを書いているのは2018年の12月。
もうすぐクリスマスです。
イルミネーションもきれいに街を彩っています。
こんなキラキラワクワクする瞬間を、筆者も自分で見つけたいと思いました!
素敵な楽曲「Melody」。
皆さんの解釈はいかがでしたか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した「Melody」には、素敵なメッセージが詰まっていました。
明日から、意識してキラキラスイッチを探すのもいいですね^^
つい口ずさみたくなるMr.childrenの「Melody」をお送りしました。
この曲を聴いて、みなさんの毎日が輝くものになりますように!
聴くだけで人々をHappyにする音楽のちからってやっぱりすごい!
そんなことをこの楽曲から教えられた気がします。
そしてあらためて、桜井さんの書く詩の魅力に触れた気がします。
OTOKAKEではまだまだたくさんのMr.childrenの楽曲を紹介しています。
こちらでも2本紹介しますので、併せてご覧くださいね。
読んでいただき、ありがとうございました♪