服職人「皇帝 この布は 馬鹿の目にはうつらない
特殊な布で仕立てた衣装です」
王様「俺は かの有名な裸の王様 実は服職人の嘘を見抜いていた
本当の事は言わず 見えない服を誉めじゃあなんで
裸でパレードに出たのかって?
出典: バーベル~皇帝の新しい服ver.~/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
1番Aメロは、王様が騙されてしまうお馴染みのシーンから始まります。
童話と少し違うのは、王様が「嘘を見抜いていた」と話す部分。
嘘を見抜いていたのに何故、王様は裸でパレードをしてしまったのでしょうか?
騙された理由は…
筋肉を見せたかった
筋肉をみんなに見せたかった
筋繊維を斬って斬っては肉体改造
プロテイン毎日飲んで ダンベル重いけどもって
感想 感想を さぁ 聞かせてよ」
出典: バーベル~皇帝の新しい服ver.~/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
そしてここで、まさかの事実が発覚します。
王様が服職人にわざと騙されたのは、「筋肉を見せたかった」からだというのです!
常日頃から鍛えていた王様。
鍛えたものの、その肉体美を見せる機会がなく、これはというタイミングで見えない衣装の話が来たのでしょうね。
王様の身の回りは家来が守ってくれるはずです。鍛えていたのは、単なる趣味でしょうか?
歌の勢いも相まって、笑ってしまいそうな内容になっていますね。
国民の願い
民衆A「この国の民衆達に 裸を晒せる国王が欲しい
もちろん身体じゃなく 心の話ね」
出典: バーベル~皇帝の新しい服ver.~/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
続くサビ部分では、民衆の声が聞こえてきます。
「裸を晒せる国王が欲しい」の部分は、事実を包み隠さず語ってくれる人が、国をまとめるべきだということでしょうね。
政治家への風刺のようなものも感じるこの歌詞。
UVERworldが国民の声を代弁してくれているようですね。
嘘を見抜いていた証拠は
王様「俺の肖像画をほら見てみな どの絵も 裸に下着はつけてる
特殊な布で下着は作らせなかった 俺は嘘を見抜いていたから…
俺の肖像画をほら見てみな どの絵も 裸に下着はつけてる
特殊な布で下着は作らせなかった ソコには自信が無かった
そんな布 あるわけないじゃん
出典: バーベル~皇帝の新しい服ver.~/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
ここから2番のラップ部分へと入っていきます。
王様が、服職人の嘘を見抜いていたという証拠を語るパートになっています。
確かに言われてみると、絵本などでも下着だけ透けていないですよね。
いや、そもそも透けてしまっていたら絵本には載せられませんね!
「そんな布 あるわけないじゃん」とおどけたように言うTAKUYA∞の茶目っ気も垣間見えます。
服ばかり褒める家来
本当の事は言えず 見えもしない服を誉める家来達よ
ちがうよ!筋肉よ!筋肉よ!!
上腕二頭筋が スゲーって 王の腹筋やっぱスゲーって
本当の事 さぁ聞かせてよ」
出典: バーベル~皇帝の新しい服ver.~/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
ここからまたサビになります。
特殊な衣装を着ているはずの王様の筋肉を誉めたら、自分はバカだと言っているようなものです。
王様の思惑とは裏腹に、家来達は服が見えているように振る舞いますよね。
「筋肉よ!筋肉よ!!」の部分がまたなんともコミカルで、また笑いを誘います!
上の人間ばかり得をする
民衆B「この世界が終わるときに 神様だけ助かっちゃうんだろ?
たいていの上に立ってる奴らにも同じ事感じてる」
民衆達「この国の民衆達に裸を晒せる国王が欲しい
もちろん身体じゃなく 心の話ね」
出典: バーベル~皇帝の新しい服ver.~/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
バーベル!
10kg上げた! 11kgだ!
明日は9kgだけだったとしても キスをしよう
バーベル!
出典: バーベル~皇帝の新しい服ver.~/作詞:TAKUYA∞ 作曲:TAKUYA∞
曲のタイトルの「バーベル」は筋トレの機材を意味していました!
筋トレ好きの王様も、なんだか憎めないキャラクターでしたね。