ミュージックビデオ

「目が明く藍色」はアルバム曲にも関わらずミュージックビデオが制作されています。

それだけこの楽曲がプッシュされていること、思い入れがあることがよく分かります。

ミュージックビデオの制作スタッフとしては、まず監督には島田大介、そして、クリエイティブディレクター兼スタイリングに北澤"momo"寿志が選ばれました。

監督の島田大介は、木村カエラRADWIMPSなどのミュージックビデオを担当したり、北澤"momo"寿志は「ネイティブダンサー」のミュージックビデオにも携わっていることもあり、実力のあるスタッフがしっかりとついたことで、クオリティーの高い作品に仕上がりました。

モデルのリリアンを起用し、6000枚を超えるスチール写真によって構成されたコマ撮りの映像作品は独特の動きや流れの中で、無機質でいてどこか温度を感じる寂しさや切なさが絶妙に表現されたミュージックビデオになっています。

「目が明く藍色」でサカナクションが描きたかった世界を、映像として表現した作品。

静謐な出だしから、徐々に熱を帯びていく様子が映像でも体験することができます。

まだご覧になっていない方は、是非ご覧になってみてください。

まとめ

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いかがでしたか?

今の時代はアイドルやポップスが全盛であり、この楽曲は一般的に見たら、その楽曲の異質さから今の時代に沿わない、そして、世間では売れない楽曲の構成や歌詞になっているように感じます。

しかし、結果として表れたファン投票1位という結果は、そんな時代でもサカナクションの音楽が、そして、山口一郎の想いが届いたという間違いない指標になりました。

それはリスナーを信じて、自分が届けたい本物の音楽を追求した結果ではないでしょうか。

10年間それを貫いてきたサカナクション、まだまだ新しいサウンドや表現活動への挑戦は終わりません。

サカナクションの更なる飛躍に期待です。

記事の最後に、この解説記事を最後まで読んでいただいた方にお勧めの記事をご紹介しましょう。

OTOKAKE上には、サカナクションの楽曲等に関する記事が多数掲載されています。

今回紹介するのは、「多分、風。」と「さよならはエモーション」の楽曲解説記事です。

この機会に是非、以下の記事もご覧になってみてくださいね。

新曲「SORATO」のMVも話題になっているサカナクション。2013年発売の名盤「sakanaction」の発表後、シングルリリースのみが続きます。その中でも不思議な印象のMVが魅力的な「多分、風。」の歌詞の解説と、MVで印象的な女の子について調べました。

「さよならはエモーション」は2014年にリリースされたサカナクションの10枚目のシングルです。この楽曲は「東進2013全国統一高校生テスト 全国統一中学生テスト」篇のCMソングとして書き下ろされ、多くの人の耳に入った1曲となりました。山口一郎独自の歌詞の世界観が気になるこの楽曲に迫ります。

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