ハッピーエンドばかりじゃないと知ってはいたけど
曖昧の真ん中で 咲いたひまわりを見てた
嘘で膨らんだ風船は いつか遠くへ飛んでいくの?
ため息だけの呼吸じゃ 強くなんてなれなかった
出典: SCANDAL BABY/作詞:TOMOMI,Yuichi Tajika 作曲:Yuichi Tajika
SCANDALがデビューに至るまでの苦悩の日々を振り返っては、そんなすぐに成功するなんて思ってないけど...。
自分が夢見たヒマワリの花のような大きくて華やかな芸能界とはちょっと違ったよう。
人の目からみた噂や見解を世間に公表されて、余計なバッシングを受けたりして、そんな憂鬱な毎日はいつか消えるのかな?
下らないゴシップは、いつかどこかに消え去るのかなあ?
ため息ばっかりじゃ気が滅入ってしまう。
当時のSCANDALにとって、デビューはしたものの飛ぶ鳥を落とすように自分たちが売れてないような感覚だったのでしょうね。
その上、芸能誌などでは好印象なことばかりでない噂が、ずいぶん彼女らを苦しめたのでしょう。
曖昧の真ん中で、という表現はまさに”自分達いけてないの?’’と不安に駆り立てられる瞬間。
そんな不安と期待が入り混じった複雑な心情が描かれています。
奇跡なんて起こらない!
どこまでも信じてた 奇跡は起こらない?
バネだって縮めなきゃ もう伸びないことに
気づいた朝に あなたの顔が見える Oh Yeah!
出典: SCANDAL BABY/作詞:TOMOMI,Yuichi Tajika 作曲:Yuichi Tajika
だんだん信じることにすら疲れてしまいます。
そんな時、ふと思うのです。ゴムだってバネだって跳ねるためには縮まないといけない。
物事には両方必ずあるということ。反発をつけるには、引っ張りすぎてちゃダメなんだということに気付きます。
そしたら急に気持ちが軽くなって、世界が見えてきます。
いままで、ため息ばっかりで下を向いていたから気付かなかったファンの存在、仲間の存在、愛する人の存在に気が付くのです。
そういう意味なんかじゃない...だけど私何言っても
「もういいから」なんて言われたら バカね本気にするの
そういう意味なんかじゃない...もう何もかも壊したくなるよ
出典: SCANDAL BABY/作詞:TOMOMI,Yuichi Tajika 作曲:Yuichi Tajika
本人たちが、どんなに弁解したって世間は効く耳持たなかったり、デマが広まってしまって上手く説明できなかったり。
そんなとき別に弁解しなくていいから、って冷たく言われるとつい傷ついてしまう。
訳が分からなくなって、投げやりになってしまう気持ちがよく表現されています。
こうなったら、本当にジレンマですよね。
本当はいつもあなたにわかって欲しいと思ってたよ
泣きたい時もあったけど もう振り向かないと決めたから
出典: SCANDAL BABY/作詞:TOMOMI,Yuichi Tajika 作曲:Yuichi Tajika
ずっと誤解を解きたいと胸に秘めた辛さで、泣きたい時もあったけど、そんな弱さを断ち切ります。
前進あるのみと決めたんだから、後ろは振り向かない!決心の時ですね。
気持ちが吹っ切れたのがよくわかります。
やっと気づく「愛」はここにある!
いつもスキャンダルベイベー
これくらいのことで 尻尾まく私じゃない
「愛」は今ここにあるの 一人ぼっちな訳じゃない
いつも明日を見ていたい
出典: SCANDAL BABY/作詞:TOMOMI,Yuichi Tajika 作曲:Yuichi Tajika
やっとポジティブな感情が湧いてきます。
それは、自分は一人じゃなくてメンバーの愛に囲まれ、ファンの愛に囲まれているのだから。
しっかり前を向いて明日に向かって頑張ろう!
最後は、本来の勇気と元気を取り戻して、また頑張っていこうという向上心に繋がりました。
SCANDALの「SCANDAL BABY」歌詞ページ。「SCANDAL BABY」は、作詞:TOMOMI・Yuichi Tajika、作曲:Yuichi Tajika。
まとめ
「SCANDAL BABY」がファンに愛されてやまない理由がお分かりになりましたか?
デビュー当時から支えてきたファンにとって、メンバーの気持ちが痛いほど伝わる曲なのです。
この楽曲は、人気1位というだけではなく、ライブでも大合唱になるほどの盛り上がりがあります。
ファンにとって10年という節目は、支えてきたサポーターとしての喜びでもありました。
デビュー当時の曖昧な期間がSCANDALを強く成長させた要因だったのかもしれません。
これからも15年20年と頑張っていってほしいですね。
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